勘の重要性

勘をバカにしちゃいけません。

前職では、良く
KKDで設計すんだよ!
って言われました。

K 勘
K 経験
D 度胸

です。

もちろん
考え無しにやれ!
ってことではありません。

「勘」は、いい加減でテキトーってことではありません。
経験に基づいた直感です。
考えなくても分かる領域ってことです。

何かしら仕事をしていて、それなりの経験を積んでくると
仕事の過程や成果をちょっと見ただけで
「おや?」
と思うことがあります。

じっくり考えなくても
直感的に異常や異変を感じられたり
良さが分かったり
良い作業ができたり
そんなことがあります。

考えなくても分かるとか、できる
ってのが経験による成果です。

そういうのを活かして仕事をしないと
いちいち細かいことから考えなければいけないので
時間や手間がかかって仕方ない。

なので、勘は大事で、そのための経験も大事。
経験の重要性とか、それによって考えなくてもできるようになる
なんてのはこの辺を参照願います。

最後の度胸。
これも大事。
これが無いとチャレンジできませんからね。

知識とか技術を得て
自信や実績が身についたらKKDってのはお勧めしません。
全部一辺に、やりながら養うってのがお勧めです。
だって、勘も、経験も、度胸も、知識も、技術も
全て相互に関係していますからね。

ってな感じで、鋭い勘を養えると良いですね。

視覚的思考と言語的思考

ザックリ言うと、ものごとを
絵で考えるか
文字で考えるか
といった違いです。

多くの人は両方持っていると思いますが
大抵はどちらかが支配的なのではないでしょうか。

あなたはどちらですか?

ちなみに私は圧倒的に視覚的思考です。
ものごとの相互関係とか
処理するプロセスのボリュームとか順番とか
戦略とか

そういったものは
ビジュアル的に考えています。

とは言っても
そんなに凄いものではなく
頭の中に図形が浮かんで
それらが大きくなったり、小さくなったり
順番が入れ替わったり
分離したり、合体したり
線で繋がったり
そんなもんです。

言語的思考は苦手です。
…たぶん。

恐らく、エンジニアをやるなら
視覚的思考ができた方が良いと思います。

こういう志向というか特性というか
そういうのって変えることできるのでしょうか?
個人的には、何とかなるんじゃないかと思っていますが。

ちなみに、そういうのを頭の外でやるなら
色々ツールがあります。

マインドマップ
フィッシュボーン
フローチャート
ガントチャート
などなど

個人的には、そういうツールは日常生活にも役立つと思っています。
機会があれば、ぜひ使ってみて下さい。
面白いから。

すぐにやる で良いのか?

良いと思います。
チャレンジャーならそうすべきです。
ビギナーならなおさらです。
もちろん事前のゴール設定ありきですが。

考え無しにやるってのは論外かもしれません。
けど、最低限どうするかが決まったら動くべきです。
そして早く結果を得る。

「失敗しないように」
なんて考え始めたら、いつまでも考えられます。

そうなると、ますます実行のための時間が無くなります。

特にビギナーで十分な経験が無いなら
未来の見積もりは難しいでしょうから
望むレベルに到達するための時間が読めない。

納得いくところまで考えたら
実行のための時間が無かった
なんてことは良くある話です。

なので、そこそこ考えたら動きましょう。
やってみたら分かることが沢山あります。
それを早く掴みに行きましょう。

そんなことをするのは
ちょっぴり勇気が必要で
ちょっぴり面倒かもしれません。

でも、こういうやり方でしか得られないものがあります。

一番重要なところでは経験の数です。
あとは、結果に対する改善の経験。

そして、それらによって勘が磨かれて、身につく。

「勘」なんて重要なのかって?

超重要ですよ!

そうそう
すぐやらないことなんて
大抵は大したことにはならないものですよ。