2024種子島遠征 第5日 技術発表会

今日は技術発表のプレゼンがあります。
果たして担当のリッキーの様子はどうでしょうか?

ヤバいそうです。緊張してます。

昨夜、テスト走行はできなかったのですが、機体のトラブルは解決しつつあるようです。

9時からは開会式なので、会場に行ってみました。
こんな感じです。

上の写真は開会式が終わった後なので、ある程度人が捌けた状態ですが、今回は、北は北海道から南は沖縄まで、まさに全国から約400名の参加者が集まったそうです。

表彰式の後には、JAXAの方によるH3ロケットの開発に関する講演があって、いよいよ技術発表のスタートです。

我々は、発表順が遅かったので、プレゼンの完成度を上げるために、宿に戻ってブラッシュアップ。

そして果たして本番は…

発表担当のリッキーは、かなり緊張していたようですが、まあまあ上手く行ったかな?

近所の保育園に隣接する広場でテスト走行。

どうもうまくいきません。

夕食後、夜に再度テスト。

素晴らしい!
今までにないほどスムーズにゴールに向かいます。

ただ、現状ではAIを使った画像認識を動かしていないので、ここからどれだけ詰められるか。

明日の午後には、いよいよ投下・走行の本番です。

ヤツら、また今夜も寝ないんだろうなぁ。

2024種子島遠征 第4日 テスト走行・受付・機体審査

朝からトラブル発生。
今回の機体は様々なセンサーを使って高速走行での直進安定性を得ているのですが、そのために必要なセンサーの一つ、地磁気センサーが動作しません。

午前中かけて地磁気センサー抜きでも動作する仕様に設定して、昼にJAXAの宇宙センターへ。

早速動作テストをしたのですが、GPSの位置情報がうまく取得できません。
なぜかイベントのフィールドでは位置情報が取得できないけど、隣の敷地に移動したら取得できるという不思議な状態。
妨害電波が出てる…??まさかね。

ちょっと不思議な状態ですが、とりあえず受付登録と機体審査を済ませるべく、種子島南端にある宇宙センターから南種子町の審査会場へ移動。

機体の設計などに関しては、事前に書類審査を済ませているので、会場では機体の重量と大きさを測ります。
一発合格でした。

ここでは去年から活動を開始した本大学メインキャンパスの千住のメンバーと再会。
彼らも一発合格でした。

その後は宿でトラブルシュート。

宿のごく近所にテスト走行できそうな広場があったのを今さら発見したので、夜はここでテスト走行。

明日は技術発表会のプレゼンです。

2024種子島遠征 第3日 機体整備

今日も機体整備日です。

ハードウェアは細部の調整。

絶縁フィルムで覆われた内部基板。
の右にある試験用の白い基板から下に生えている電線の先にある黒い小さな箱の右にある箱が今回新規投入のAI用カメラ。

昼過ぎにJAXAの宇宙センターにやって参りました。
ちょうど雨が止んでます。

気温は15度前後で、決して暖かくは感じませんが、関東に比べればずっと気温は高いですね。
ちなみに、こちらはちょうど桜が散りきったところ。例年に比べてちょっと早いです。
田植えが始まっていたのは例年通り。

走行テスト開始

…したのですが…

走りはするものの、制御がうまく働いていません。
雨がポツポツ来て風も強くなったので、宿に撤収してトラブルシュート。

どうも新しく投入したGPSのユニットがうまく動いていなかったようです。
現地に来てから新しいのに切り換えたとのことですが、そういうのって出発前に信頼性を確認してから使用すべきなんですよね。

向上心があるからこそ、土壇場でスケベ心が出ちゃうものなのですが…
まぁ、これも勉強です。
というか、これこそが勉強です。

明日は午後に受付と機体の審査がありますが、午前中はテスト走行できそうです。

というわけで、種子島に来て3日目も部屋の布団は畳まれたままってことですかね。