2024種子島遠征 第3日 機体整備

今日も機体整備日です。

ハードウェアは細部の調整。

絶縁フィルムで覆われた内部基板。
の右にある試験用の白い基板から下に生えている電線の先にある黒い小さな箱の右にある箱が今回新規投入のAI用カメラ。

昼過ぎにJAXAの宇宙センターにやって参りました。
ちょうど雨が止んでます。

気温は15度前後で、決して暖かくは感じませんが、関東に比べればずっと気温は高いですね。
ちなみに、こちらはちょうど桜が散りきったところ。例年に比べてちょっと早いです。
田植えが始まっていたのは例年通り。

走行テスト開始

…したのですが…

走りはするものの、制御がうまく働いていません。
雨がポツポツ来て風も強くなったので、宿に撤収してトラブルシュート。

どうも新しく投入したGPSのユニットがうまく動いていなかったようです。
現地に来てから新しいのに切り換えたとのことですが、そういうのって出発前に信頼性を確認してから使用すべきなんですよね。

向上心があるからこそ、土壇場でスケベ心が出ちゃうものなのですが…
まぁ、これも勉強です。
というか、これこそが勉強です。

明日は午後に受付と機体の審査がありますが、午前中はテスト走行できそうです。

というわけで、種子島に来て3日目も部屋の布団は畳まれたままってことですかね。

2024種子島遠征 第2日 機体整備

昨日、種子島に着いたときからポツポツ雨が振り出しましたが、今日は朝から振りっぱなしでした。
とはいえ、チームは宿で機体整備をしているので、特に問題はありません。

今回も基本設計は従来通りの四輪駆動で、機体はもちろんカーボンファイバー製ですが、新たに作り直しました。

今回の目玉の一つ、AIを使った画像認識システム。
AIは今回が初挑戦ですが、今までのテストは概ね順調。
今回で、これまでのアピールポイントだったカーボンの強靱な体に加え、知能と目玉を手に入れたことになります。

そして、今回から無線システムもグレードアップ。
指向性の八木アンテナは、ツノダクンの手作り。
これで機体の方向を探りつつ、詳細な情報を入手しようという作戦です。
もちろん、種子島はフィールドが狭いので機体を目視できるのですが、アメリカのイベントに向けての先行研究という位置付けです。
なのでアンテナは、やや小ぶりに作ってあります。

こんな感じで作業してます。
手前にいるのはカーボン部品をはじめとするハードウェア担当のリッキー。
そしておなじみのコータローと、市場の国いるのがツノダクン。

今日で二日目なのですが、布団は綺麗に折りたたまれたまま…ということは…うん、頑張ってますね。

コータロー曰く、「明日からはテスト走行はじめます」とのこと。
期待しましょう。

天気が良かったらイベント会場となる「世界一美しいロケット発射場」JAXA種子島宇宙センターに行ってみましょう。

2024種子島遠征 第1日 種子島到着

今年もやって参りました、種子島ロケットコンテストです。
学生が作った惑星探査機を上空から投下して、ゴールまでの到達を競うイベントです。

朝5時半に大学を出て、羽田空港へ。
そこからは飛行機で鹿児島経由で種子島の宿に着いたのは夕方の5時くらい。

今回は、おなじみのコータローに加え、2名の新規メンバーを加えた3名態勢での参戦です。
新加入メンバー、早速、羽田空港でチェックインに手こずったりしてますが。

イベント期間は3月7日の木曜日から3月11日の月曜まで。
実際に機体を動作させるのは、9日の土曜日と10日の日曜日。
その前後に審査とかプレゼンテーションとかワークショップとか、諸々のイベントがあります。

今回も例によって3日ほど前に現地入りしています。
現地でのセッティングは大事なので。

とりあえず今日は移動日で、夜は宿で機体の整備です。
チームリーダーのコータローは、やり残した箇所もあるので、3日後にテスト走行を開始すると言っています。