結局は習慣か

何をどうするか、どうしたいのか

理屈でその辺を考えたところで、それなりにそれっぽい着地点は考えつくかもしれません。
でも、それができるかどうかは別問題。

その「できるかどうか」を頭の良さとか、リソースとか環境のせいにしたりなんかしますよね。

でも、大抵は違う。
そういうもののせいではなくて、凄く根本的なところで無意識に判断してしまうことができない原因になっている事が多いと思っています。

できればやりたくないとか、楽したいとか
そんな感情というか価値観が自動的に発動してしまって、それが原因で「やらなくて済む」行動に直結している。
そんなことがよくあります。

これ、単なる習慣なのですけどね。もったいないことです。
まぁ、「単なる」と言うには手強いかな。
でも、所詮は習慣です。
どうするかは自分次第。

恐れるな

チャレンジャーにとっては、この恐怖心のコントロールは極めて重要なのですよ。
なぜかというと、この厄介な「恐れ」という感情によって行動が制限されるから。

行動原理が恐怖に基づくものである場合、一般的にはどうなるでしょうか?

恐れは身を固くし、脚を止めさせ、視野を狭くする。
よって、チャレンジできなくなるし、アイデアも出なくなるのです。

で、恐れることによって大抵は消極的になる。
つまり、やらない方向、守る方向になり、結果として成果が出なくなるわけです。

では、積極的に成果を出して行くには、それとは反対の方向が必要なわけですね。

とは言っても、普通に考えたら恐怖心のコントロールは難しいかもしれない。生存本能に基づくものですから。
かといって、全く不可能というわけではありません。

そもそも「恐れ」の原因は何か?人は何に対して恐怖を感じるのか?
それは「分からないこと」です。

何が起きるか分かっている恐怖ってのもありますが、そちらに対しては回避も簡単ですから。
なので、何が起きるか分からないものに対する反応のレベルを変えられたら良いわけです。
何が起きるか分かっていれば怖くは無いですからね。

それは意外と簡単というか、単純というか、嘘っぽいかもしれませんが…

想像でも、思い込みでも良いので、何が起きるか分かっていれば怖くない
これです。

だって、安全だって信じていることだって、多くは何の保証も証拠も無い、単なる思い込みだったりするものですから、反対の危険に対しても適用したって良いと思うのです。

「きっとコイツはこうだろう」
と想像してやってみる。
その結果は、次のチャレンジのループにフィードバックすれば良い。
こんな感じです。

ただし、リスクのコントロールはすべきです。
安全だと思い込むのでは無く、「こういうことがおきたら、こうしよう」と決めておくとか。

あと、経験の数によって対応できる幅も広がりますね。
なので、やればやるほど恐怖は克服しやすくなるのです。
「こういうことがおきたら、こうしよう」のネタ元が増えていきますから。

こんな感じでやっていけば、経験の数や慣れによって、グイグイ前に進んでいけるようになるはず。
これも成功の習慣化と言って良いでしょうね。

できなくなる仕掛けをひっくり返せ

本当に仕掛けられているかは分からないけど、やらない・できなくなる仕掛けのように感じることがあります。

それは…
失敗を恐れ
やらされるやり方でやる

ということです。
気付いてますか?

恐らく子供の頃は、失敗なんて恐れずに、やりたいことをやりたくて夢中に日々を過ごしていたりしたはず。

でも、周囲が言い始めます。
「失敗しないように」
「言われた通りにやりなさい」

そうしないと怒られたり、点数をもらえなかったりします。
言っている本人は、恐らく善意(のつもり)でもあったりもする。
そしてもちろん、それは管理を容易にするためでもある。

そんなふうに誰かがやり方や正解を決めて、それに沿った行動を繰り返しさせることによって習慣化されます。

失敗を避けるということは、価値を生み出すチャレンジを避けるということ。
やらされるやり方でやると、最低限を目指していきます。もちろん、言われないとやらないし、やった結果は言った人のせいであって、自分のせいではないのでこういうことになります。

とまぁ、色々問題はあるのですが、それを誰かのせいにしても仕方なくて、こういった問題が明らかになるのなら、それは良いヒントになるわけです。
そう、それをひっくり返せば大成功するのです。

失敗を恐れず
勇気を持ってゴリゴリやれば良いでしょう。
きっとうまくいきます。