当初のスケジュールでは、今日が閉会式だったのですが、どうやら打上げ本数が多かったようで、急遽、終日打上げに変更になりました。
というわけで、すでに2回打ち上げが終わっている当チームはお休みの日となりました。
で、そんな日には何をするか。
単に休んでいるわけにはいかないのです。
データの整理をします。
機体には、様々なセンサーが搭載されており、それらのデータが記録されています。
Gセンサーで、機体にかかった力とか、気圧センサーとか。
それらのデータの整理をして、解析をするのです。朝から晩まで。
すると、さまざまな事が分かります。ロケットで上昇中に何が起きているかとか、パラシュートで降下しているときにどんな姿勢だったとか。
そういう目で見えなかったことが分かってきます。
そんなの帰国後にやればいいじゃないかって?
いやいや、ダメなんですよ。
こういうのって、現地で臨場感がリアルに残っているうちにやらないとダメです。時が経つにつれて刻一刻と大事なことを忘れていってしまうから。モチベーションも低下するし。
なので、できるだけ早いうちにやらないと、得られるものが最低限になってしまいます。
後でやればいいなんて思っていると、ダメなんです。できることはすぐにやらないと。
とまぁ、こんなことをやっていると、色々と発見があるもので、「あぁ、あの時はこんなことが起きてたんだね」とか、「へー、こんなに力がかかってたんだ」とか。
そんなふうに、データとか新たな発見を元に次の機体を開発するのです。
で、それを1日中やってました。
と、そんな話で今日はお終いなのです。
それだけじゃ面白くないので、別なネタを。
ガソリンスタンドのお話をしましょう。
アメリカのガソリンスタンドで給油するとき、以前はこんな感じでした。
- 車をポンプの前に停める。
- ポンプにあるクレジットカードリーダーで、日本発行のクレジットカードを認識してくれないので、店舗に行って金額指定でプリペイする。「4番ポンプに40ドルね」とか。
- ポンプで給油する。
これだと、満タンにしたいときなんかは、ちょっと多めに払っておいたりするわけです。もちろん、入りきらなかった分は請求されないわけですが。
現金での前払いの時は、入らなかった分を店舗で返金してもらうのです。
そんなやり方だと、本当に入らなかった分は返金されんのかなぁ?なんて、なんかモヤモヤしたり、返金してもらうのが手間だったりします。
で、今回、色んなお店でクレジットカードのタッチ決済が増えてきていて、ガソリンスタンドのポンプにもタッチ決済用のリーダーが付いてるなぁということに気付いて、ひょっとするとこれなら日本発行のクレジットカードでも行けるか?と思って試してみたら、行けました。
※追記:どこでもタッチ決済でいけるわけではありませんでした。ARCOはダメでした。郵便番号の入力を求められます。
これができると何が良いかって、簡単に満タンができるのですよ。モヤモヤせずに。
ただ、どこのスタンドも日本のクレジットカードでタッチ決済できるかは、まだ分かりません。
ガソリンは毎に給油していますが、行っているのはいつも同じスタンドなので。
まぁ、この後分かるでしょう。
ほら、ポンプには色々付いてますよね。その中にタッチ決済用のリーダーがあります。
ちなみに、このポンプはガソリンとディーゼルの両方が給油できて、ガソリンはオクタン価違いで3種類あります。
ただし、ガソリンの油種は給油前に選ぶのですが、ノズルは1コしかありません。なので、ホース内に残ったガソリンは、前の人が給油したものが残留しています。細かいことは気にしちゃいけません。
さて、明日は閉会式と砂漠の上での技術交流会です。
その後はリノへ移動して宿泊です。