突然ですが
今日はコータローと種子島に来ています。
昨年の夏に、ネバダ州で実施された惑星探査機のイベントの日本版のようなものに参加するためです。
大会は「種子島ロケットコンテスト」というだけあって小型のロケットを打ち上げる大会なのですが、我々が参加するのは惑星探査機の「CanSat(カンサット)部門」です。
この大会では、ネバダのときのようにロケットで機体を打ち上げるわけではなく、クレーンからの投下ですが、同様に自律走行でゴールを目指します。
会場はなんと!
世界一美しいロケット発射場と言われる
JAXA種子島宇宙センターです!
そう、あのH3ロケットを打ち上げるのは、まさにココ。
その敷地の一角が今回の大会会場なのです。
競技を含むイベントの開催期間は3月2日から6日までで、我々の遠征としては3月8日の朝までは種子島にいるので、運が良ければH3ロケットの打上げが見られるかもしれませんね。
何せ予備期間は3月10日までらしいので。
まずは羽田空港から鹿児島空港まで
鹿児島空港からはターボプロップ機で種子島空港に到着
種子島空港からはレンタカーで
遠征の拠点となる種子島南端の南種子町まで移動しました。
JAXA種子島宇宙センターも同町内にあります。
今回お世話になる、わかさ荘
2019年までお世話になっていた宿は、ロケット開発の関係者で満室だそうで、今回は別の宿になりました。
南種子町には結構な数の宿があるのですが、面白いのは、ロケット関係の各社それぞれに御用達の宿があることです。
それぞれの宿の食堂とか廊下には、各社それぞれのポスターとか、社名が入った打ち上げ時の写真が飾ってあったりして、どの会社の人の常宿になっているかが想像つきます。
宿に入ったら早速機体の整備です。
今回の機体、基本構造はネバダと同じですが、レーザーの測距センサーを搭載して、ゴールのパイロンに0mタッチするそうです。
見ものですね。
今夜は機体の整備とチェックを済ませて、明日はテスト走行です!
とコータローが申しております。
実はレーザーの測距センサーは、まだ実走でテストしていないのです。
CanSatでの採用例は聞いたことがないので、うまくいけば注目度は高いのではないかな。
明日と明後日でうまくセッティングできるといいのですが。