感受性の話

センシング能力というか
人が色々感じる感度は
どのように違ったり変化したりしているのか
そんなことを考えることがあります。

若いから、経験が無いからこそ感じられることがありますね。
若い人は感受性が強いって言いますし
実際そう思います。
初めての経験は印象に残りやすいってことなのかな。

でも、年齢を重ねることによって
慣れが出てきたりすることもあるでしょうから
そうなると感じられなくなる
そういうことなのでしょう。

逆に、経験を積むからこそ
見えること、分かることがあるってのもありますね。
技術的なことなどは最たるものです。

これは経験を積んで
色々知っていくから分かってくる
ってことです。

こういうのは、人によっても違いますね。
経験を積んでも分からないものは分からない
そんな場合もあります。

環境や文化に起因するものもあるでしょうし
対象に興味があるとか無いとか
そんなことも要因としては大きいでしょうね。

そんなふうに色々なわけですが
結局は、他人が何をどのように感じて考えているか
そんなのはよく分からないわけです。

なので「教える」ってのは難しかったりするのですね。
だからこそ
そこに価値があったり面白かったりするのでしょうけど。

夢工房の学生達は
良いものを作ろうと日々頑張っているわけですが
そのためにはアイデアが必要です。

アイデアは
本人が本当に欲していなければ出てきません。

ゴールをどこに設定するか
それをどれくらい欲しているか
これは、何にどれくらい興味を持つか
ということになるのでしょうけど

それによって見えるもの、感じるものは違うわけで
見えない、感じられないものに対してアイデアは出せませんので
むやみに頑張れば何とかなるわけではありません。

結局は、心の問題なので本人次第
ということになっちゃうのですが

これは
本人次第でどうにでもなる
ということでもあります。

興味を持って頑張っていれば
いずれセンシング能力が向上する
ということもありますから。

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