こだわらず 離れる

チャレンジが多ければ失敗が多いのは当然なのですが
失敗から来るネガティブな感情にとらわれて
そこに「執着」「こだわり」が生まれてしまうと前に進めなくなります。

当然と言えば当然なのですが
実際に、これを何とかするのは結構難しいことです。

これは、ネガティブな感情に限らず
我欲や、目の前の仕事などに対しても同様で
仏教では、この執着から離れることを説いていますね。

目の前に見えているものが全てではない
そこから視野を広げて
今の自分は何をすべきかを考える必要があるのでしょう。

と、そんな事がある一方
自分がやりたいことなどは
強い執着心が原動力になったりします。

お釈迦様は
我欲や執着が苦悩の根源だとも仰っています。

己の欲望と
自分がおかれた現状のギャップが
苦悩の根源だということですね。

でも、現実と理想のギャップが
パワーの源だったりもします。

こんな風に書いてしまうと
なんか矛盾だらけのような気もしますが
「理想」を我欲ではなく
自分以外の人のため
とすれば話は変わってくるんだよ
と思えば
なんかすっきりする気もします。

我欲は身を滅ぼすが
他人のためなら話しは別だ
と。

なので
自分のやりたいことと
他の利益になることの摺り合わせは大事でしょうし

こだわるべきものと離れるべきものを
はっきり分けて行動できると良いのではないでしょうか。
断捨離だって、そういうものでしょう?

100%他人のために行動できるなら
そりゃ聖人君子で神様なんでしょうが
人間はそう簡単にはいきませんわね。

でも、それが少しでもできるなら
多くの人が喜んで
必要としてくれるでしょう。

もし、100%自分のための行いばかりなら
うまくいかなくて当然かもしれません。

なぜ?なんて聞かないで下さいね。

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