ものごとをうまく運ぶには、色々と細かい要素は必要だと思います。知識とか技術とか勇気とかパッションとか。
でも、それを得るためにどうしたら良いのかというのは、要素がはっきりするほどぼやけているような気もするのです。
抽象度を下げすぎちゃって、ゴールと細かい要素を埋めるものが無いというか何というか。
ちなみに、抽象度が高いのが抽象的で、低いのが具体的です。
で、これならどうだ?と思うのが「行動力」です。
どうですか?これならイメージしやすいのではないでしょうか。
どう動けば良いかがイメージしやすいでしょう?
今日はモビリティリゾートもてぎで行われた全日本学生フォーミュラ対象の試走会に混ぜてもらいました。
少々行動力の重要性を甘く見ていたウチの学生達は、満足にマシンを走らせることができず、さんざんな結果でした。
マシン側の準備不足、運用レベルの低さは、それをハンドリングしている学生達の低い意識レベル相応だということです。
こういうのって、口で「あーしろ、こーしろ」言って、それに従わせてみたところで、あまり意味がありません。
確かにそうやっていれば失敗は少ないかもしないし、言う方も楽になるかもしれませんが、果たしてそれは本人にとって本当の学びになっているのかが問題です。
手元の目に見える短期的な失敗は減ったとしても、果たして未来はどうなるのか?ということです。
教育って、未来のためにやるのですから、短期的に自分の面倒が減れば良いってものではないでしょう。
ヘボいマインドを持って、ヘボい結果を出したら、それに真っ直ぐ向き合って初めて自己評価ができるようになるのです。
それを真摯に受け止めて、次のアクションに繋げる。
それができなければ、いつになってもヘボいままです。
オーストラリアへの発送直前だというのに盛り上がって参りました。