教育ってどんな方法が良いのだろう?とか、どんな方法があるだろう?なんて考えるのですが、その際に比較対象として引っ張り出すのは、やはり現状です。
言って、やらせる
という教育です。
これ、まるまるひっくり返したらどうなのでしょう?
言わないし、やらせない
外部からの動機付けはしない、という意味です。
環境を与えて、ゴールを自分で決めさせて、手段も自分で考えて、とにかくやってみる。
そのために必要なものは、自分で取りに行く。
その結果、大抵はうまく行かなかったりするのですが、その結果に対して、なぜそうなるかを考えて、次の手を打つ。
そしてうまくいくまでやってみる。
「言わなかったらやらないでしょう!?」
良いのです。やらなくても。
チャンスがあるのにやらなければ、そこにいる意味は無いのだから、やりたくないなら辞めたらいいのです。
手を抜いて楽なことをやりたいとか、理屈ばかりで行動しないとかも同様でしょう。
自分には必要無いと思ったら、その授業は受ける必要は無いけど、必要だと思ったらトコトンやれば良い。
こういうのって、定量化した評価、つまり数字での評価がしにくいですが、そもそも数値化された評価なんて、社会に出たら大して役に立たないのですから、「何ができるのか」で良いと思うのです。
ペーパーテストなんて、徹夜で暗記したところで、どうせテストが終わったら忘れちゃうんですから。
たぶんこういうやり方って、義務教育以降で、将来の方向性を定めていて、そのための能力を得たいという前提条件は付くでしょうね。
あれ?そもそも大学ってそういう所じゃなかったっけ??
従来の教育方法が好きな人は、そういうのをやれば良いし、何かに特化した能力が欲しければ、それなりのやり方ができるチャンスがあっても良いと思うのです。