最近の若いモンは出世欲が無いとか、かつては草食系とか…
そんなことを言われて久しいですね。
最近じゃそれがデフォルトになっちゃって、あまり言われないのかもしれませんが。
振り返ってみれば、私の世代あたりも多少はそんなことを言われていたような気もします。
だとしたら、30~40年以上前から徐々にその傾向は強くなってきているってことなのかな。
これ、端的に言うとハングリーさが無くなっているというようなことですよね。
何でだと思いますか?
そもそも、最近では自発性を十分に発揮する経験が少なすぎるのは当然として…
「やる」こと自体に疲れちゃってるというよりむしろ、「やらされる」ことに疲れちゃってるというか、飽きちゃってるというか、それが当たり前になっちゃっていて、「やる」と「やらされる」の区別が付いていないというか、そういうことなんじゃないかなぁなんて思うのです。
当事者にとっては、それが普通で当たり前なので、良く分からないのではないかなぁ、とか。
恐らく間違いないのは、自分で考えて、ジタバタとトライする経験が少なすぎたのだろうな、ってことです。
「こうすれば間違いないだろう」と言われることばかりやらされてきたのではないかな。
もちろん、そのお陰で世間で一般的に「失敗」と言われる経験は最小限で済んでいるのではないかとも思うけど。
果たしてそういう人生は、本当にハッピーなのだろうか?
でもこれ、本人の問題だけど、本人だけの責任ではないですよねぇ。これ、以前から言ってますが。
と、こういうのも大変興味深いネタで、日々考えるべきテーマの一つです。