「普通」の使い方

「普通」って良く言いますか?
「普通」になりたいですか?

学生に限ったことで言えば、「普通」を目指している人は多いと思います。
それには色んな理由があるとは思いますが。

まず、「普通」より上(何が上かというのは置いておいて)を目指すのは、大変で面倒だからイヤ。
でも、「普通」より下じゃ心配。

何となくそういう感じかな。と思うのですが。

そもそも「普通」って何だか分からないけど。
たぶん単なる多数派とか平均値とか、そんなもんだとは思います。

まぁ、単なる多数派とか平均値とか、そういうものだとして、その中に埋没していれば、多少の問題とか不快があっても諦めが付くというか、結果として変な安心が得られるかもしれません。
「何か嫌だけど、自分だけじゃないからしょうがないか」
みたいに。

そして、世の中が変な方向に向いている状態などでは、そこに乗っかる流れが「普通」なわけでしょうから、その場合は全く安心では無いですね。

こうやって考えてみると「普通」の魅力は、短期的な安心感なのかな、という気がします。

なので、それを求める傾向にあるとしたら、あまり長い時間軸上で戦略的に考えられていない可能性があるわけで、そういうのをベースに、今の自分の状態を評価して確認するのもアリかな…なんて思うのでした。

要は「普通」の先を求める心理状態になっているかな?ということです。

どういう時間のスパンで、何を狙っているのか、そういうは頭で考えているものと、深層心理で求めているところにズレがあったりしますので。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です