一隅を照らす

事業を興して大成功するとか
後年に残る何かを残すとか
素晴らしい発見をするとか

そんなができれるといいのでしょうけど
そうでなくてもいいんですよ。

自分が頑張って世界が変わるようなことができるか?
できたらいいですけどね
そうでなくていいんですよ。

凄い事ができないから
大きい事ができないから
だからやらないのではなく

そんな中で
自分ができる事は何なのだろう
と考えて
その範囲で頑張ることは
とても大事なことです。

たとえ小さいことでも
頑張って続けていけば
凄い事になるかもしれません。

派手じゃなくても
大きくなくても
続けて頑張っていれば
きっと良いことがありますよ。
誰かにとってね。

それを信じて続けられるかってのが大事なんじゃないかと思います。

レーシングカーとか惑星探査機とか
そんなことをやっていると
ついつい派手な側面ばかりに目がいってしまって
地味なところを軽視しがちですが
実はそういうところこそが大事だったりするものです。

私なんかはエンジニアとして何を残せたかというと
大したことはないと思っています。
何か公的な記録に残ったわけでもないですし
時として少々派手な仕事もさせてもらえましたが
特に名前が残るわけでなし。

それでも全く不満はないどころか
結構充実していました。

でも、そんな過去が
今の仕事に繋がっているわけで
そういう経験が次代のエンジニア達のために
少しは役に立つかな
と思っています。

頑張ったところで本当に少しかもしれませんが
それでもやりますよ。

「だからやらない」

「でもやる」

ちょっとした違いのようですが
継続すれば大きな違いになります。

きっとそんなふうに思っている人も他にいるわけで
皆がそんなふうにやっていけば
小さな領域や隅っこの方でも良いので
皆がポツポツとあちこちを照らしていけば
未来が大きく変わるのではないかな。

そんなふうに思ってます。

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