飛行機の「失速」ってあるでしょう。
飛行機は、翼に当たる空気の力を
機体の運動や安定性に変換します。
なので、当たる空気が強い方が
大きな運動ができるし
安定させることができる。
逆に空気が当たらなければ
何もできずに落ちるだけです。
これが失速。
飛行速度が落ちればもちろんですが
飛び方によっても起きることがあります。
パイロットは失速からの回復訓練をしていますので
自機が失速していることが分かれば
比較的容易に回復できるそうです。
ただし、もし失速に気付いていなければ
回復操作ができずに墜落することがあります。
これは日常も同様のことが言えます。
何か起きた場合でも
何が起きているか分かっていれば
助かるチャンスはあるけど
問題は何が起きているか分からない場合です。
一つのことに没頭してたりすると
視野が狭くなっていて
そんなことになりがちです。
学生による開発作業でも同様のことが言えますね。
でもまぁ、前にグイグイ進んでいれば
墜落しない
…はず!