エコランのもてぎ大会は
言ってみれば地方選です。
ここ数年は、まずまずの成績を残していました。
記録はともかく順位はまあまあでした。
これは、歴代の先輩達が作った良いマシンを使って
大会でもラッキーが重なった
というのが主要因かと思っています。
今までは、先代のやっていたことを
後輩達が直接目で見て耳で聞いて
なんとかオペレーションを引き継げていた
ということがあったのでした。
今回は、コロナ自粛の2年間で
そういったノウハウが
ほぼリセットされたタイミングでした。
なので、マシンのオペレーションから
メンテナンスから
結構ボロボロと言ってもいい
醜態を演じることになりました。
結果としては
二輪車クラスが4位
大学生クラス参戦の2台が揃ってリタイヤ
目も当てられません。
が、実はこのタイミングでこの成績は
逆に良かったのかな
と思っています。
学生達には悪いですが。
というのも
エコランもフォーミュラも
過去の遺産で食っているというか
今ひとつ主体的な行動というか
パッションが足りないな
と思っていたのです。
でも、今回の成績で
自分達に足りないものは何なのかが見えたのではないかな
と思います。
それさえ手に入れば
この後に控えている
エコランの全国大会や
Formula SAEのオーストラリア大会に向けても
今までとはひと味違う
レベルの高い活動をしてくれるのではないかと期待しています。