想像力を伸ばそう

常々、人は文明や文化の発展に伴って
色々得てきたのだけど
失ったものは何だろう?
なんてことを考えてます。

自然豊かな職場にいると
自然との対話能力は失ってるんだろうな
なんて思います。
自然に対する感性ですね。

昔の人は、こんな自然に囲まれていたら
もっと色々感じていたんだろうな
と思います。

今の人は
木の葉の露に人生のはかなさを見る
とか
夕日に切なさを感じる
みたいな感性は無くなってきているのではないでしょうか。
これ、自分だけ?

まぁ、日頃使っていない
感性とか能力は低下しても不思議ではありません。
だって、普段必要ないもんね。

とはいえ、生き物として持っている
根源的な本能レベルのことは
そうそう失わないでしょう。

では、人間特有の能力は何か?

代表的なのは言語ですかね。
あとは想像力かな。
未来を予測する能力。

動物は地震を予知する
とか言いますが
あれは想像したりしているのではなく
実際に予兆を感じているのでしょうね。

人はそういうのは
そもそも持っていないのか
それとも劣化しちゃったのか

ともかく人は
時間軸を未来に向けて引き延ばして
そこで何が起きるかを想像できます。

この能力は必要なら使って磨かれるでしょうし
必要なければ使わずに劣化するでしょう。

どんな能力も、若いうちに鍛えれば
大きく伸ばせるのは自明です。

逆に、若いうちに停滞してしまったら
その後に伸ばすのは難しいかもしれません。

ずいぶん長い前振りになりましたが
20代前半って
人の人生を決定づける重要な時期だと思うのです。

その貴重な時期に
ヒーヒー言いながらものを作るって良い経験だな
と思うのです。

想像力(創造力)と行動力があって
それを実践した経験があれば
大きく人生が変わっていくはずですから。

あとは作った「もの」が自身を評価してくれます。
その「出来」が
「今のお前はこんなもんだよ」
と。

そうしたら、あとはどうしたら良いかを考えて
またやってみる。

そのうち
「あ!そうか!」
という気付きがきたりしてね。

そうすると引き出しが増えて
想像力も伸びる。

ものづくりって凄いです。

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