学生達と過ごしていると色々と発見があります。
毎日、一所懸命やっている学生達ですが
いつの間にかそれが常態化してしまって
ダレてくることがあります。
真面目に一所懸命やってるんですよ。
でも、少しずつ慣れてきて
何のために何をやっているのかがボンヤリしてくる。
しかもそれが徐々にくるもんだから
なかなか気付かなかったりします。
で、ふと気付くと惰性で
「ただやるだけ」
になっていることがあります。
そのまま続けても
仕事は終わらないし、成果は出ない。
それはほんのちょっとしたことではなく
そのままでは
驚くほど終わらないし、驚くほど成果が出ない。
そういうときって
大枠でのゴールは決まっているんだけど
それを構成する
小さい一つひとつの仕事を甘く見ていることが多い。
最終的なゴールが「勝つこと」なのであれば
それを構成する小さいな仕事の一つひとつも
「勝つためのこと」なのですよね。
仕事を細分化して工程に沿って潰し込んでいくようなとき
往々にしてそういう状態に陥りがちです。
なので
「今日は勝つためにコレをやる」
という意識で日々の仕事を着実に進める
というのが重要なのですね。
それを着実に毎日繰り返していけば、勝利に近付く。
ここで大事なのは
最終的なゴールが明確であることが前提です。
そのうえで、小さなことを着実にやっていく
ということ。
日々の仕事を甘く見たり、先送りしたり
ゴールが不明確なままでは遭難します。
「遠くを見ながら足元も見て進むんだよ!」
かつてそんなことをよく言われたなぁ。
こういうのって
ごく当たり前のことなんですけど
ふと今までと違う角度での
理解とか気付きがあることってありますよね。