争ってばかりじゃダメか?

そりゃまぁ、戦争はダメですけど
今回はちょっと違うお話しです。
いや、ひょっとしたらあまり違わないかも。

私なんかの世代は例えば
「レースで勝つ!」
なんてことをゴールにセットすれば
無条件で燃える動機になったものですが
どうもこれからは違うのではないかな
という気がしています。

今考えてみたら
そういう単純な動機って
結構底が浅いというか
「で、その後どうすんの?」
と言いたくなるような感じですよね。

でも、これからのご時世は
「その後」「その先」が大事なのではないかと
そんな気がしているのです。

「カネが欲しい!」
「で、その後どうすんの?」
みたいな感じ。

これが競争社会の終わりってヤツでしょうか。

かつてはゴールとしてセットできたものが
今では単なる手段と化している。

いや、そうじゃないな。
実は「かつてのゴール」はやはり手段で
それによって手に入る感情が欲しかったのでしょうね。

良く考えてみたら
私なんかの世代が欲していた感情って
小さな自己満足に過ぎなかったのかもしれません。

個と個の相対関係での優位性で得られる優越感とか
そんなものが欲しいものだったのかもしれません。
だから個人単位での争いが動機になったのかも。

戦後の復興とか、それに続くバブル経済なんかが背景にあったら
そうなるのかもしれません。

今はその先に行こうとしているのでしょうか。

自分だけの満足では小さすぎて
もう動機にならないとか?

だとしたら今まで続いてきた争いの世代は
終わろうとしているのかもしれませんね。

では、その先はどうしたら良いのでしょう。

それを模索していくのがこれからの時代で
新しい価値観が生まれるのかもしれません。

これは引き続き考えていくことにしましょう。