今年の年越し ルート検討編

週末なので、年越しツーリング…否、巡礼の修行のネタでもいってみましょうか。

宮崎の狭野神社に初詣に行くのが年越しのミッションです。
こういうのって、最初はノリというか、半ば冗談半分みたいなところから考え始めることが多いのです。

1Dayチャレンジだってそう。
1日でどこまで行けるのだろうか?と考えたときに、東西南北の末端まで行けたら、それ以上は無いよなぁ、なんて思って、色々調べてたらいつの間にやら最北端に行っちゃったわけで、そうしたらもう、他の四カ所のピークだって行くしか無いでしょう。って感じでした。

最初のトライには、ちょっぴり勇気が要ったりしますが、一カ所やっちゃえば、あとはイケイケです。

で、年越しと言えば、2019年末に初めての海外ツーリングでオーストラリアに行ったりしたわけですが…実は寒いのは苦手なので、あまり年越しにイベントは組んでいなかったのです。日本の冬にオーストラリアに行けば真夏なわけで。
皇居の一般参賀に行ったりはしましたね。でも、大抵は大人しくしてるかな。まぁ、夢工房にいたりもしますけど。

で、今回は久々にダイナミック(と言うほどでもないか)に動く年越しなわけです。

埼玉から宮崎に行くには、陸路を走っていくのが最も普通の手段なのでしょうけど、前回の記事に書きましたが、船も選べます。
当初は色々選べて良いなぁ、なんて思っていたのですが、どうも年末の予約の争奪戦は思いのほか激戦でして、なかなか思い通りのルートでが予約できませんでした。

宮崎にフェリーで上陸するには、大阪か神戸から乗船する必要があります。で、この船は予約できました。が、東京から徳島まで行く船は、一瞬にして予約が埋まりました。まるで夏の北海道行きの便の争奪戦を彷彿とさせます。
なので、この場合は埼玉から関西まで自走と言うことになります。
距離は500kmくらいですね。

一方、神奈川の横須賀から北九州の新門司までフェリーで行くと、新門司から宮崎までの300kmが自走です。こちらも予約済み。

これら予約済みのフェリーと陸路の組み合わせによってルートを決めたら、乗らないフェリーはキャンセルしちゃいます。

フェリー大好きなので、どんな船に乗っちゃおうかなんて悩むのに加えて、自走する場所とか距離とかの問題もあるのが悩ましいところですね。
陸路を300kmとか500kmとか、寒いだろうしなぁ。

…修行じゃないのかって?

まぁそうですね。じゃ、宮崎まで1,400km走る?
いやいやいや…船乗らせて下さい。

今年の年越し

今日は新嘗祭ですね。
知ってますか?新嘗祭。

さて、年末年始の予定を決めました。

宮崎県に神武天皇ご生誕の地があるのですが、そこに創建された狭野神社があります。
正確には、近くに皇子原神社という小さな神社があって、そちらがご生誕の地なのですが。
神武天皇の御幼名は、狭野尊(さののみこと)、なので狭野神社。

そこに初詣に行きます。バイクで。
1,300kmの巡礼の旅です。すぐ帰ってきちゃうけど。
寒いでしょうね。

世の中ザワザワしちゃっているし、夢工房の学生達の再起動の成功を祈念して、ということです。
私のポリシーとして、神様にお願いはしません。
神様は皆からお願いばかりされて、いい加減ウンザリされているでしょうから、お願いでは無く誓約をするのです。

実は2年前の1Day佐多岬チャレンジの帰路で一度行っているのですが、その際に神職の方に「また来ますね」と言った手前もあるので、約束は果たさねばなりません。

関東から九州にフェリーで行くには、以下の3つのパターンがあります。

  • 東京の有明か横須賀からフェリーに乗り、北九州の新門司で下船して自走して南下
  • 東京の有明から徳島までフェリー。大阪か神戸から別のフェリーに乗り継いで宮崎へ
  • 気合いで現地まで自走で行く

基本的には、どのフェリーの予約が取れるかによってルートを決める予定です。
結構年末の便は混んでいるのですね。意外でした。

でも、さすがに寒すぎるので、さすがに全行程自走は無しかな。フェリーの乗り継ぎになるでしょうね。

今回のアメリカ遠征で感じたこと クルマ編

専門が自動車なだけに、どうしてもクルマネタに偏る、というか、クルマに関することばかり気になってしまうのです。その辺はご容赦を。

アメリカは、先進的なところはもちろん、旧来のものを保守的に継続しているところも同居していて、その辺がとても興味深いというか、面白いと思っています。
その辺は、細かいことをいちいち上げるまでも無いと思いますが。

クルマに関しては、地域ごとに傾向が大きく異なっているのが面白いです。
それに比べれば、日本はかなり画一的で地域性はあまり感じられません。

例えば、ネバダ州ではピックアップトラックが多いです。もの凄く多い。
税金が安いからというのは聞いたことがありますが、それにしても多い。
昨年は、ピックアップトラックの巨大化に驚きましたが、今年は巨大化も一息ついた印象がありました。

対して、ハイブリッドやEVは少ないですね。アメリカとは言わず、世界的にEVの代表格であるテスラのクルマは、いるにはいますが、数は少ないです。プリウスも前年区比べれば微増といったところでしょうか。あまり見かけることはありません。
ジープタイプの四駆というか、まさにジープなのですが、これもかなり見かけました。
まぁ、ワイルドな土地柄に相応のクルマが多いということになるでしょうか。雰囲気的なものもあるでしょうが、実用性も求められているでしょうね。

当然ながら、充電ステーションも少ないです。宿の近くのWalmartに充電ステーションがあるのですが、常にガラガラです。
宿に充電設備があるところを見たことがありません。これは、我々が安い宿ばかり利用しているからかもしれませんが。

今回行ったブラックロックデザートは、最も近い地方都市であるファーンリーから100マイル(100km)ほど奥地に行ったところにあるのですが、その区間に充電設備が無いので、実質的にEVが立ち入ることは不可能でしょう。

対して、サンノゼはどうかというと、シリコンバレーという土地柄か、傾向はネバダと全く異なり、セダンタイプが多く、テスラ車もかなり見かけました。
ただし、ボディが損傷したり、バンパーが欠落していたり、リアのガラスがなかったりと、ボロボロなクルマも多いのも面白いです。
これはたぶん、所得格差なんかも原因だったりしそうな気がします。

去年に比べて、全体的にバイクが増えた気がします。
これは、ファーンリーやブラックロックデザート付近に限らず、リノの街中でも感じた事です。リノではカスタムされたハーレーをよく見かけました。
サンノゼには初めて行きましたが、結構バイクがいた気がします。

海外に行くと、クルマの種類はもちろんですが、高速道路の状況なども、その国の状態を知る指針になると思っています。

例えばフリーウェイの巡航速度ですが、アメリカは全体的に速度域が上がっている気がします。また、バーストしたタイヤの破片をあまり見なくなりました。

とまぁ、そんなことを見たりして、これは景気が良くなっているということなのかな?と思ったのですが、どうでしょうか?
でも、ガソリンの価格は、昨年比で3割くらい上がっている気がします。
全体的に経済が復調しながらも、貧富の差が拡大していうということなのかな?

そうそう!現地では、当然ながらレンタカーに乗るのですが、Apple CarPlayは便利ですね。
今まではスマホをナビに使うためにどこにマウントしようかな、なんてのが悩みのタネでしたが、今や全く問題無し。
ただ、時として接続がうまくいかなくて苦戦したりしましたが、こういうのって過渡期には仕方ないことなのでしょうね。