年末年始 巡礼の旅 再び最南端へ

宮崎の宿を出たら、本土最南端で鹿児島最南端の佐多岬へ再度の訪問。
ここには2021年に1Dayチャレンジで行っています。
目的は本土最南端の神社、御崎神社の参拝。
宮崎市からの距離は165kmほど。

宿で朝食をとって9時前に出発。
宮崎の中心部は南国風。ロサンゼルスみたいですね。

3時間ほど走って佐多岬到着。
気温は15度ほど。かなり暖かく感じます。

御崎神社は、その名の通り岬にある小さな神社ですが、何と708年創立。
鹿児島県神社庁のHPには「日本本土最南端の国土守護の神」とあります。
今のご時世にちょうど良いかもしれません。

その後は、下道を2時間走り、志布志港へ。ここから大阪行きのさんふらわあに乗船。

ちなみに、志布志港の住所は…
鹿児島県志布志市志布志町志布志
です。
しぶしししぶしちょうしぶし
うむむ…

大阪港の着岸予定時刻は朝の7時40分。
徳島港からの出航は夕方5時。
2時間前くらいにフェリーターミナルに着くとしても結構時間が余ります。
せっかくなので仁徳天皇陵でも行ってみようかな。

年末年始 巡礼の旅 宮崎到着 初詣

明けましておめでとうございます。

初めて船上で新年を迎えました。
雲が多くて船上から景気の良い初日の出は見られませんでしたが、まぁ良しとしましょう。

志布志港に上陸後は、神武天皇ゆかりの狭野神社へ向かいます。
距離は62km

狭野神社に来るのは二度目。
前回は1Dayチャレンジで佐多岬に行った帰りでしたが、今回はここがメインです。
交通の便が悪いところにあるからか、人出はボチボチといったところ。

その後は、ちょっと北上して海岸線沿いの美々津へ。
ここには神武天皇お船出の地があるのでした。

とはいえ、特に何かあるわけで無し。
地元の人に聞いたところ、この防波堤のようなものがあるところから出立されたそうな。
近くに神社もあるそうです。そっちは行きませんでしたが。
この近くに古民家が並ぶ小さな通りがあるのですが、そこは良い雰囲気でした。

その後は、宮崎市に南下して、前々から気になっていた八紘一宇の塔を見に行ったのですが…

写真じゃこのスケール感は分からないでしょうね。残念です。
ちょっと遠くからも山頂にそびえる巨大な塔が見えるのですが、圧巻です。
「うおおお!なんじゃこりゃ!!」
って感じ。

行ったことは無いけど、アンコールワットの遺跡ってこんな感じでしょうか。
1940年(皇紀2600年)完成なのですが、近代の人間にこんなの作れるのか、と驚くほどの巨大さです。

塔の正面の特定の位置で手を叩くと、「ビーン!」と反響します。
写真中央の3人が立っている場所にその位置を示す踏石があります。

この日はアジア系のお客さんがたくさん来ていて、皆さん大喜びしていました。

以前にも記事にしましたが、八紘一宇というのは先の大戦でスローガンに使われてしまったということもあって、あまり良い印象が無いのかもしれませんが、そもそもは神武天応が唱えられた言葉が元となっていて、「皆、同じ屋根の下に住む家族のようにやっていこうよ」というような意味で、日本建国のコンセプトなのです。
今のご時世にこそ必要な言葉なのかもしれません。

平和台公園にあるこの塔、予想を遥かに超えるインパクトでした。
行って良かった!

さて、今夜は宮崎市内に泊まるのですが、明日のフェリー出航は夕方なので、時間がたっぷりあります。さて、どうしましょう?

せっかくなので、本土最南端の御崎神を再訪しましょうか。
往復で300kmくらいなのでちょうど良いかな。

今夜の宿はビジネスホテルですが温泉付きなのです。素晴らしい!
宮崎って温泉多いのですよ。
しかし、宿周辺の飲食店は軒並みお休みなので、夕飯はコンビニ弁当です。正月なのにね。まぁ、仕方ない。

年末年始 巡礼の旅 徳島から大阪へ

東京の有明港を出たフェリーは、四国の徳島港に予定より10分早く入港。
黒潮に逆らって進むので揺れるかと思っていたけど、予想に反して快適でした。

ちなみに、オーシャン東九フェリーのこの便は、本来は徳島経由で九州の新門司港まで行くのですが、今回乗った年末最終便は徳島止まり。

この後は、鹿児島の志布志港に向かう大阪港から出るさんふらわあに乗る必要があるので、陸路で徳島港から大阪港まで146kmの移動です。

徳島から大阪へ行くには、大鳴門橋から淡路島へ渡り、明石海峡大橋で本州へ。
気温は15度程度で関東と変わらず。

時間的には乗船開始時間ギリギリの到着になるかと思いきや、予想に反して渋滞も無く早めに到着。

17時55分に大阪港を出航、8時55分に鹿児島の志布志港到着予定です。