ARLISS 2024 出発

今年も模擬惑星探査機CanSat(カンサット)の大会、ARLISS(アーリス A Rocket Launch for International Student Satellites)の季節がやって参りました。

ネバダの砂漠で模擬惑星探査機CanSatを打ち上げてきます。

今回の遠征メンバーは、4年生になったお馴染みコータローと、1年生のヒロヨシ、ユッチの3名。

飛行機は、まずはUnited航空で9時間55分かけてロサンゼルスに行きます。
成田を出るのは16:55で、ロサンゼルス到着は同日の10:50。
時差の関係で、時間が戻ります。

そこからSouthwest航空でネバダ州のリノまで移動。リノ到着は17:15。
リノからはレンタカーで、田舎町のファーンリーまで行くのが本日のミッション。

移動時間は、成田で飛行機に乗ってから、ざっと16時間くらいです。

では、行ってきます。

CanSatを振り返って

模擬惑星探査機CanSat、振り返ってみれば、初めて種子島ロケットコンテストに出場したのは2014年。
それから10年も経つのですね。

アメリカの砂漠で開催されるARLISS(アーリス)が、より厳しい環境なのは言うまでもなくて、こっちは2011年から出場しているので、かれこれ13年。

単に高いところから機体を落として、ゴールまで自律制御で走行させる、とは言っても、やってみなければ分からないことは山ほどありました。

ハードルを越えたら、次のハードルが現れて、越えても越えても納得いくところにはなかなか到達できません。

でも、チャレンジってそういうものでしょう。
それを体験できるということ自体が貴重な経験です。

夢、戦略、技術とその継承、チームワーク、問題解決能力、チャレンジングスピリット
未来を切り開くために必要なことは全てここにありました。
Formula SAEも同様ですけどね。

まだまだ行きますよ!

2024種子島遠征 第10日 帰還

今日は大学へ帰還します。
いつものことですが、遠征期間はあっという間に終わりますね。

まずはガソリンスタンドで燃料を入れて空港へ向かいます。
燃料はスタッフ給油のお店で「満タン証明」を貰わねばなりません。
空港に着いたら、鍵と満タン証明を指定の場所に置いて、車は空港の駐車場に乗り捨て。

9時20分の便で種子島から鹿児島経由で羽田へ。
飛行機は行きと同じくATR72、ターボプロップ機です。

馬毛島が見えました。画像ではよく分かりませんが、色々できているようです。
この工事の関係者が大勢来ているために、種子島は不動産価格が上昇するなど、ちょっとしたバブル状態になっています。

鹿児島空港到着後は時間があったので、足湯と早めの昼食。

鹿児島からはデッカイ飛行機で羽田まで。

無事に大学まで戻って参りました。
お土産も喜んでもらえたようで何よりです。