思いは実現する 3

前回の記事から1年。
再び同じことを考えています。
というか、しょっちゅう考えている事です。

外的動機で動いていると
自分の「思い」を発動する必要は無いわけですが

夢を実現しようと思ったら
この「思い」の発動がカギで
実にクリティカルなわけです。

裏を返せば
強い「思い」を発動できれば
大抵の事はできちゃうと思っています。

そのタイミングが問題で重要なのですが
いつでもどこでも発動できる事が理想でしょう。
なかなかそうもいかないかもしれませんけどね。

でも、全然そんなことできないかというと
そうでもありません。

多くの人はポテンシャルは持っているけど
うまくコントロールできていないだけ。

例えば
宿題を締切直前に慌ててやるとか
テスト前の一夜漬けとか
動機は外的だけど
「やらなきゃ!」
という強い思いは発動できているのです。
それで行動もできている。

ただ、それを自分の意思で自由に発動できない
と思っているのが問題
というか、とても残念。

外的動機で動く事に慣れてしまっているからでしょうね。

外部から
やらせればやらせるほど
そうなるだろうし

外部が
やってあげればあげるほど
そこから抜け出せなくなる。

そういう状況では
自分の思いを発動しなくて済むので当然ですが。

というわけで
夢工房では「思い」を大事にしています。

思いは実現する 2

ずっと前に書いた記事の続編というかなんというか

今回はあまりポジティブな出だしではありませんが
思いは実現するというテーマです。

世の中皆が大きな夢を持っているかというと
意外とそんなことはなくて
むしろそんなもの意識していないよ
という方が多かったりするのかもしれません。

意識はしていないけど
では、無意識ではどうか?

もちろん無意識なものだから
良く分からないのですが
行動から紐解くことができます。

例えば
意識せずに、ついつい安全パイを取ってしまうとか
意識せずに、面倒を回避することが多いとか
程度にもよるとは思いますが
そういうことから心の中の無意識君が
どのような望みを持っているのかを
大方推測できると思います。

この場合、意識的に思ってはいないので
「思い」と言うのはどうかとも思いますが
他人から見たら、当人が望んでいるようにしか見えないでしょう。

この無意識が望んでいることは
意識的に望んでいることよりもはるかに強力です。

なぜかというと
無意識は自動的に常に発動しているので
自分でも気付かないうちに行動をしているのです。

無為意識君が、リスク回避したければ
自動的にそうする。

面倒くさいことを回避したければ
自動的にそうする。

もちろん、そうしたなりの結果は出るわけで
無意識君が望んでいる思い
大抵は叶っちゃうのですね。

問題なのは、意識では別のことを望んでいる場合です。

残念ながら意識は
しょっちゅう発動しているわけではないので
簡単に無意識君に圧倒されます。
しかも気付かないうちに。

なので、頭で考えている望みを実現したかったら
無意識君を味方に付けるしかないのです。

方法は
熱意を持って頑張って大好きになって継続する
そんな感じでしょう。

とにかく習慣にしてしまうことです。
無意識君は習慣ですから
ヤツを上書きしてしまおうということです。

それができたら強いですよ。
良い意味で「思いは実現する」ということになるでしょうね。

思いは実現する

「思いは実現する」
みたいなことをどこかで聞いたことはありませんか?

初めて聞いたときは
「本当かよ?」
なんて思いがちですが

ものを作っていると
「そんなの当たり前じゃん」
と思えたりします。

なのでこれを
ものづくりのアプローチから説明してみましょうか。

作った「もの」は
作った人そのものが実体化したものです。

なので、「もの」には
考えた人、作った人そのものが現れます。
その人以上にはなりません。

もうちょっと具体的に言うと

何かアイデアを考えて
作りたいと思う
この時点では
ボヤーッとしたビジョンですね。
鮮明でもないし
具体的でもありません。

まずはスケッチとか
要点を文字に起こすとか
そんなことをしていると
何となく形になってきます

その後、より明確にするために
図面を描いたりして
かなり具体化してきます。
この辺になると
思うというよりは
考えるというプロセスと言って良いかと思います。

そして実際に作ってみる。
これは行動ですね。
厳密に言うと、設計をしている段階も「行動」と言っても良いかと思うのですが
ここではプロセスの話をしていますので
こんな感じで良いかと。

で、ものができる
そして、使ってみて
その評価によって結果が出る。

それぞれのプロセスでは色々考えているはずですが
一連の流れでみると
思ったことが結果になって現れているだけです。

なので、最初の段階の「思い」は特に大事なのです。
それが具現化するから。

それ以降のプロセスはスキルを向上すれば
レベルは上がりますから修業あるのみです。

うまく行かないときは
思いがイマイチか
それ以降の技術やスキルが不十分か
だいたいそんなものではないでしょうか。

中でも、思いは
集中力とか継続性とか
全てを支配しますので特に大事ですね。

ものづくりを例にとって説明するとこんな感じです。
作ったものは、作り手そのものです。

作る人、使う人への配慮とか
性能や品質など
全て自分以外の人のためです。

そこに自分の思いが向いていれば
「価値がある」ということになります。

なので
良いものを作りたいと思ったら
人となりを磨かなければならない
ということになるのですね。

ものづくりの場合
プロセスや結果が目に見えるので分かりやすいのですが
他のことでも同様でしょう。

「思い」無しで何とかしようとすると
一般論とか理論とか
そういうものをベースにやらざるを得ないでしょうけど

そうなると出る結果は
誰がやっても同じになってしまって
そこに価値はありません。

そんなことを考えていると
心を成長させるのが大事なんだなぁ
なんて思うのです。

やはり
技術は人なり
ですね。