第5波で終息…するといいですね

緊急事態宣言下で人数が制限されてはいるものの
夢工房には毎日学生が来るので
感染者のデータをあちこちで確認しています。

ここ数日で、だいぶ新規感染者が減ってきましたね。
この調子で終息してほしいものです。

色々見る中で、興味深いと思ったのは札幌医科大学のデータです。
このサイトは、世界各国の新規感染者数の推移を見られたりします。
複数の国を比較したり
データの表示形式を変えたり
色々できて便利なのですが
興味深いと思ったのは、日本のデータです。
人口100万人あたりの新規感染者数を過去7日間あたりの増加で表すと
以下のような形のグラフが表示されます。

札幌医科大学のデータ

凄く分かりやすい形で増減の波が出ていますね。

世界中のデータを見ても、こんなにきれいな形で波が現れるのって
日本だけなのです。
第5波終息説が本当なら、これで終息ですが。
果たしてどうなのでしょう。

ちなみに他の国は、もっと不規則な形です。

日本のグラフに、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、台湾などを加えてみました。

ちょっと見難いかもしれませんが、日本以外の国は結構不規則な形になっています。
日本のきれいな波は、一体何なのでしょう。
ロックダウンとかしないから、っていうのは理由にならない気もします。
国民性なのでしょうかね。

で、波が明確に現れない場合は
第5波終息説はどのように考えたら良いのでしょうね。

何にせよ、国内の感染者数の推移を見る限り
今後は終息してくれそうな気がしますが、油断は禁物ですね。

さて、今日あたりは気持ちの良い秋晴れで
どこかへ行っちゃいたい気分だったりしたのですが
そうもいきませんね。
なので、色々と妄想を膨らませる一日でした。

やはりバイクで出かけたいなー とか
行くならどこが良いかなー とか
コロナ禍が収まる頃には寒くなってるかなー とか

そうそう
先日の日曜には、久々にバイクで大学に行ってみました。
バイクに乗り始めてずいぶん経つのですが
乗る度に思うのが
まだまだ上達できるし、楽しめるぞ!
ってことです。

自分の未熟さもあるのでしょうが
奥深い乗り物です。

クルマに乗っていても
同じように思うことはあるのですが
その感覚はバイクの方が強いですね。

で、バイクの妄想をしていて
改めて自分の性癖に気付いたのですが
やはり、単に延々走るのが好きなのかな
という気がします。

ツーリングに行っても
目的地や観光スポットはオマケみたいなものなのです。
走りきったら結構満足してますから。
オマケは、あればあったで楽しいですが。

そんな感じなので、クルマでドライブってのは
趣味にはなっていません。
クルマだと、単に目的地に行くための道具みたいな感じなのです。
まぁ、今乗ってる貨物のワンボックスじゃ
そうなっても仕方ない気もしますが。

さて、コロナ終息後の妄想を膨らませながら
秋の夜長を楽しむとしますか。

うつむいて反省なんてしなくて良いんだよ

真面目な学生がうまくいかない理由を一つ発見しました。
最初に理由を言ってしまうと

ダメなところにフォーカスするから
です。

教員は学生に対して
いわゆる「ダメ出し」をすることが多いのですが
「ダメだ!ダメだ!」だけじゃなく
「こうしたら良いんじゃない?」
までアドバイスして、その時の反応で
どうなってるかが分かったりします。

「あ、そうか!」
ってなるか

「う~ん…」
ってなっちゃうか

反応が
「 あ、そうか!」
の場合は、新しい発見をして
「そちらに行きたい!」
という意思が働いています。
新発見の「行きたい方向」にフォーカスしてるから大丈夫。
新たな気付きに対してトライするでしょう。

「う~ん…」
の場合が問題で
アドバイスに対して本人が納得できていないなら
納得できるように話し合えば良いのですが
納得していて、かつ
「う~ん…」
の場合の多くは
指摘された、自分がやらかしてしまった(と思っている)
ダメなところにフォーカスしている可能性があります。

心情としては
「ダメなことをやってしまった」
「ダメなところを直したい」
ってところなんでしょうけど
いかんせんフォーカスしている先が「ダメなところ」なので
無意識にそちらに進んでしまって
次も同じことをやってしまう可能性があります。

まさか?同じことはやらんでしょう?
と思うでしょう?
無意識は、良いとか悪いとか判断できませんから
フォーカスしている方に向かってしまう可能性があるのです。
自分でも「嫌だ」と思っているのに繰り返してしまう
そんな場合は、まさにそういうケースでしょうね。
なんか皮肉です。

いわゆる、おとなしい良い子は
やらかしてしまうことに対する罪悪感が
強かったりするのでしょうね。

推測ですが、過去のやらかしに対して
いわゆる「お前、反省してんのか!」的に
やり込められた経験があるのかもしれなくて
その時に、問題そのものにフォーカスして
うつむいて思考停止していたなら
今も条件反射的にそういう反応をしている
可能性があるのではないかと思います。

まぁ、色々なケースがあるのでしょうが。
そんなこんなで
問題そのものに集中してしまうのは、よろしくないことです。

問題にフォーカスして、それを良くしようとする
そういうのも必要で、大事だとは思いますが
それができる人間と
苦手な人間がいるってことです。

うまくいかない時に
うまくいく方にフォーカスするか
うまくいかない理由にフォーカスするか
この辺がどうにかなるのかな?
切り替えられるのかな?
というのが興味深いところ。

エンジニアを目指すなら
失敗した時が成長するチャンスなのだから
その辺を解決できたら最高なのです。

正直なところ
どうせ皆、違う特性を持っているのだし
同じような方向に成長なんてできないのだから
そもそも持っている特性を有利に使う方法が
きっとあるはずで
それが戦略的にベストなソリューションなのでしょうね。

やはり心が大事なのでした

どうもアレですね
理系の世界にいるからかどうなのか
どうも理屈によって色々なものが決まって
それで人が動くと思いがちですが

人は理屈では動かない

それでも、理屈で人を動かそうとしますよね。
正論を唱えれば動いてくれるんじゃないかと。
このブログもどうなんだ?って感じですよ。

「これがこんな風にできると
こんなに良いことがあるよ!」
(もしくは、できないとこんなに恐ろしいことになるよ)
なんて外部から働きかけたら人は動くか?

動くこともあるけど
動かないこともありますね。

何でかというと
そもそも人を動かしているのは何かというと
感情(心)だからですね。

理屈を自身の価値観に照らして感情を動かすなら
結果として人は動くのでしょうけど
そこに至らなければ動かない。

親や先生が
「勉強しなさい!」
なんて言っても
心が動かなければやらんですよね。
自身、勉強しなきゃいけないことなんて百も承知
でもやらない。

同様に
他人に正論ぶつけても
実行するかどうかは別問題。

なので、言っていることが正しいかどうかなんて
そんなことは問題ではないのですね。

皆分かっているはずです。
「分かってるんだけどね~」
って思っているもんね。

なので考えるまでもなく
大事なのは心なのですけどね。

その辺を重視して
伸ばしたり鍛えたりってのには
意外と無頓着ですよね。

まぁ、これといった答えのない世界なので難しいのでしょうけどね。
でも、ジタバタすべきだと思うのです。

で、夢工房は日々試行錯誤しているわけです。