大事なことのおさらい

そろそろチームに新人が入ってきそうな雰囲気になってきました。
彼らにマインドの面で新たに気付きを得て欲しいことを、自身への復習の意味も込めて書いておくとしましょう。

まずは元気
これ最重要。
自信が無いと元気にやれなかったりしますよね。
それは分かります。分かりますが、それでも元気にいきましょう。
元気にやっていれば、そのうちきっとうまくいきます。
自分がうまくいかなくても、周りがうまくいったりします。
良いことしかありません。

やる と やらされる の違いを理解する
世の中、自分の意思とは関係なく、やらなければいけないことは多いですね。
学生ならなおさらかもしれません。
高校までの学校での勉強って、そんなことばかりだったのではないかな。
しかし、自分の好きなことをやるのなら、そういうやり方からは脱しないと、楽しくはならないし、楽しくないのに良い仕事はできません。
自分でやると決めて好きなことをやっているのに、まるでやらされているようなやり方をしてしまったら、良い成果は出るはずありません。とてももったいない。
分かってます。今までの習慣でそうなってしまうことは。
じゃぁ、どうすんの?

自分で考えて決めて、失敗を恐れずに行動する
でも、考えすぎちゃダメ

大事なのは、失敗しないことではありません。
自分の欲しいゴールに到達することです。
事前に考えることは大事です。
でも、これ以上考えてもしょうがないと思ったら、即行動!
動けば何かが分かります。
ペーパーテストをやっているのではないのだから、答えは何度出し直しても良いのです。ただし、締め切りを守るのであれば。
ひょっとしたら、大事なのは、むしろ失敗することなのかもしれません。

他と異なることを恐れずに、勇気を持って、そこに優位性を見いだす
個性や優位性は欲しいけど、皆と違うのは怖い。
そんな矛盾した気持ちがどこかにあるかも。
みんな良いだの悪いだの言いますが、ものごとには多面性があって、違う視点から見ると色々と分かることがあります。
そういうところから成長の材料とか、勝負のネタを見付けられると良いですね。

さぁ、こんなもんでどうだ!

こんな方針で頑張っても、きっと失敗するし、きっと行き詰まります。

ざまーみろ。
人はそうしないと成長しないんだぜ。

いよいよ新学期

今週末
つまり明日あたりから新1年生が大学にやって来ます。
今年は何人くらい活動に参加するかな。

すでにメンバーは20人を超えているので
正直なところ部屋の規模に対してキャパシティオーバーだとは思うのだけど、志があってやってくる新人は断りにくいですよね。
ウチのチームに所属するためにこの大学に来たという学生もいるし。
ここ数日でも、まだ大学には来ていない加入希望の新1年生がチームにコンタクトを取っているようです。
現役メンバーは、可能な限り新人を受け入れたいという方向のようですね。

仮にキャパシティオーバーになっちゃったら、この1年で確立したオンラインでの活動をうまく組み合わせれば何とか回して行けそうな気がします。
その辺のノウハウは、コロナ禍で得られたメリットの一つかな。

さて、今回はどんな新入生が入ってくるのかな。
楽しみです。

このところ開発のために部分的に分解していたマシンを展示のために整備中

学生に対するニーズ

こういうのありますね

経団連HP 2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果 より

企業が新卒の学生を採用する際に重視していることはこんな感じ。
これは2018年のデータですが、恐らく今も大して変わらないはず。

経団連のHPからの引用なので、主にデッカい企業はこういうニーズを持っているということですが、上位に並んでいる項目を見れば分かるように、大抵の仕事をする上では必須のものばかりですよね。

なので、こういうのを学生のうちから身に付けられると良いわけなんですが、上位の項目は軒並み授業で教えるのが難しいことばかり。
なのでPBLの出番なわけです。

上位の項目をよく見てみましょう。
どんなことをすると身につくか、大体想像付くと思います。

チームでチャレンジして、失敗を乗り越えて頑張る!

って感じでしょうね。

こういうのを見て
「あー…そういうの手に入れないといけないんだ…はぁ…」
で、渋々やっても意味は無くて
こういうのって、下心無しに、好きなことを思いっきりやって、諦めずに頑張り続けると自然と手に入っちゃうわけですよ。
逆に、嫌々やっても身に付きませんけどね。

なので、好きなことを思いっきりやりましょうよ!
と思ってます。

だってね、給料良い会社に入るために、渋々努力して何とか会社入ったところで
40年もお金のために我慢し続ける生活するつもり?
そんなの面白くないでしょう。
病気になっちゃいますよ。

やっぱり、やり甲斐を持って楽しく仕事するべきですよ。
そのための学生生活を送れば、結構有意義な時間を過ごせるはずです。
あっという間に終わっちゃいますけどね。

Formula SAEのメンバーが作っているカーボンファイバーのテーブルです。
4年生が大学に入れるようになったので作業を再開しました。

完成後は、このテーブルで図面のチェックをすることになるようですね。
楽しみです。