仕事の選び方

今年は例年に無く就活のスタートが早いようです。
で、学生達はどうしようかな?と考えるわけですが

ズバリ
好きなことを仕事にすべきだと思います。
何度も言ってますが。

でも、仮に好きな業界や希望した会社に入ったところで
思った通り、希望したとおりにはいきませんけどね。

希望通りの仕事ができるとは限らないし
余計なこともやらなきゃいけない。
能力はもちろん
運(を掴むための考え方と行動)も重要です。

結局は、何をやるにしても
仕事を好きになれないと
何をやってもうまくいかないだろうな
と思うのです。
面白くなるような工夫をするとか。

仮に「面白くないから」って
つまらなさそうにやっていれば
それを見ている人はチャンスを放ってくれるはずはないし
そもそも、そんなやり方で
仕事の成果が良い方に転がるはずは無い。

仕事をしていれば
大抵は壁にぶつかるものだけれど
好きな仕事なら困難にも耐えられるわけで
諦めなければ結局はうまくいったり
その経験が役に立ったりするものです。

そんなことを考えていると
結局は何をやっても良いのだけど
でも、どうせやるなら好きなことから
チャレンジしていくべきではないかな
と思うのです。

もちろん希望する仕事に対しては
相応の努力や準備は必要ですよ。
「手ぶら」では勝負にならんでしょうし
(学力があればそれで良いということではない)
仕事を面白くするための下準備は重要で
学生のうちにできることはいくらでもあるはず。

当研究室の就活準備 というか就職前の過ごし方

今の4年生は、早期に全員の就職が決まって
今は卒業研究のまとめに入っています。
今年も全員が各自納得がいく就職先が決まったので
めでたしめでたし。

そして
「就職が決まったからもういいや」
とはならなくて
卒業後に良い仕事をできるようになるために頑張り続ける
という姿勢を貫くのも
当研究室の伝統でもあります。

そんな彼らの卒業論文の面倒を見ながら
来年度の4年生の就職についても考え始めています。

彼らがそれぞれ、どんな会社を選ぶのかな?
というのも多少は気になるのですが
それよりむしろ
これからの世の中のお役に立つために
彼らはどういう成長をすべきなのだろう?
というのがもっとも気になるところです。

これについては
現時点で見えているニーズで考える
ということではなくて

これからの世の中はどう動いていくのかな?
というのがポイントです。

その辺の個人的な見通しについて
機会があれば記事にしましょう。

で、どうするの?
というところなのですが

具体的なスキルを軽視するわけではないのですが
最重要とはしません。
もちろん重要ではあります。

ちょっと具体的に明示しにくいのですが…

好きなことや、やるべきことに対して
「何のためにどうする」
というのを明確にして
パワフルに突っ込んでいけるのは大事な資質です。
そういう行動のロジックを自ら構築して
即行動できるようになること。
これはスキルとか知識より重要。

しかし最重要なのは
いわゆる人間力を身に付けることです。
これは細かいことを言い始めるとキリがないのですが

大まかなところでは
心の強さとか、オープンマインドであるとか
視野の広さとか視座の高さとか
自発性とか自律性とか
そんな感じです。
道徳心も外せません。

これらは形式知ではないので
実践無しには身に付きません。
なのでここでも表現しにくいのです。
もちろん私の文章力の問題もあるでしょうけど(笑)

スキルとか知識を最重要としないのは
それらは「基礎」ではないと認識しているからです。
「基礎」の上に載るべきものです。

というのも
向上心さえ持てれば、自分で学ぼうとするし
そうなってくれないと
社会に出てから役に立たないからです。

「言って」「やらせる」
「教えて」「覚えさせる」
というのも大事ではあるのですが
そればかりやると自ら学ぶことができなくなります。
そうなったら致命的です。

スキルとか知識はツールなので
実践の中で
「それらが必要だ」
と思うような情況に立って
自分で掴みに行って
それを実際に使ってみるからこそ
本当に役に立つのです。

そして何より
「そうしたい」
と思う心が大事なのだと思っています。

授業料払ってるんだから
上を向いて口を開けてれば自動的に知識が突っ込まれる
みたいなことをやっていたら
卒業後はどうなっちゃうのでしょう。

かなり残念なことになる可能性があるし
その状態から自ら気付きを得て
自発性を手に入れるまでは
数年は要するでしょう。

なんなことになってしまったら
それこそ時間の無駄だし
卒業まで合計数百万円の学費を払うに
見合うだけの経験となるのでしょうか。

とはいえ
多くはそういうやり方を望んでいることは事実ですが。
学生も家庭も学校も。
「良い学校に行って良い教育を突っ込んでもらえ」
「学生の口に良質な知識を突っ込まねばならん」
と。

でも、そういう環境から人材を採用する企業は、社会は
どうなのでしょうね。

結果として誰もハッピーになっていないと思うのですが
どうなのでしょう。

と、そんなことを考えていると
彼らが在学中に、どんなテーマに取り組むかというのは
すごく大事なことなんだなと思います。

Formula SAEもCanSatもエコランカーも
もの凄く魅力的で壮大なチャレンジですから。

全力で突っ込んでいくだけの価値はあります。

好きなことをやったらいいよ

学生から就活の相談を受けて思ったことがあります。
夢工房の学生ではないのですけどね。

親や先生からは
「今まで学んだことを活かして無難な就職先を選ぶべき」
と言われるそうです。

まぁ、ウチは工科系の大学なので
それを活かすのが良いのは当然でしょうし
時期も時期ですからね。

それでも本来自分が好きだったものとか
やってみたかったことがある
というのが今回のケース。

まぁ、もっと早くから
そういうのを表に出して
好きなことに着手しておけば
何も問題無かったのでしょうけど

「良い子」には難しいのですよ、そういうの。
周囲の期待に応えようとするし
変なチャレンジしたりすると
みんながビックリしちゃうでしょう。

小さい頃からそういうやり方をしていたなら
成長して変なチャレンジしても
周囲は驚かないでしょうけどね。

で、「良い子」でやってきて
そのままで行ける場合と行けない場合があります。

我慢してやってきたけど
本当の自分を抑えてうまいことやろうとしても
どうにもならない時が来てしまう場合があるんですね。

本人は一所懸命やってるつもりでも
結局は自分のやり方、自分の価値観じゃないもんで
無理が来ちゃう。

就活の時期になって
そういう状態になっちゃうのは
なかなか厳しいものがありますが
しょうがないですよ。

なので
「悔いが残らないように
好きなことやったらいいよ」
というのが結論。

もちろん当人に話したのは
それだけじゃなくて
もっと深い話もしたのですが
その辺は後日、色んなネタに織り込んでいきましょう。