底を打ったら上がるだけ

今日は当チームのスポンサーであるホンダの青山本社へ活動報告に行ってきました。

もちろん成果が出せなかった訳なので、大した報告はできなくて申し訳ない限りなのですが、皆さんから色々とアドバイスを頂き、学生達にとっては大変貴重な機会となりました。

実は今回の遠征では、図らずも私が以前から気になっていたことが一つ明らかになったのです。
それは
成績が低下するなど、劣化した組織が立ち直ることができるのか?
それはどれほど容易なのか?どれほど困難なのか?
そんなことです。

まぁ、大変困難だったわけですが。
もちろんこれは、私にも大いに責任があることも承知しています。
それも含めて困難さを実感しました。

上昇するにしても、下降するにしても、「慣性力」みたいのは強力に効いてきます。
変化の難しさと、その価値を実感しました。

不謹慎かもしれませんが、それが分かったのは大収穫です。
そして幸いなのは、そんな状態にありながらチームのモチベーションは逆に上がっているということです。

一度底を打ってしまえば、もうやるしかないわけです。どんなチャレンジをしても全てプラスにカウントできます。

実を言うと…この時を待っていました。

FSAEオーストラリア大会 帰国

現地でのすべてのスケジュールが完了したので、あとは帰国するだけです。
4:40に起きて5:30にレンタカーで宿を出発。しとしと雨が降る中ハイウェイを走り、6:00前には空港に到着。
飛行機は9:20発ですが、当チームの遠征では万一を考慮してフライトの3時間前には空港入りすることにしています。

3時間も前に空港に到着するのは、出国のセキュリティチェックが異常に混む可能性があるからです。
これは他国への遠征でも何度かヒヤッとすることがあったので、そうしています。
結局今回のフライトは1時間くらい遅れたわけですが、まぁ早い分には問題は無いわけで。

今回現地でのトラックドライバーを務めてくれた卒業生の梶山君には、11日間の長きにわたりお骨折りいただきました。我々の遠征は、学生たちだけでなく、色々なサポートーによって支えられています。大変ありがたいことです。

成田に着いたら気温は6度ほど。
確かに寒いのですが、オーストラリアの早朝より5度低い程度。
でもTシャツはどうなのでしょうね。

結局、成田に着いたのは予定時刻の1時間後の19:00で、到着後は豪ドルから日本円への両替やら何やらで、大学到着は22:30でした。
メルボルンとは2時間しか時差が無いとはいえ、体は夜の12時過ぎなわけで、やはり結構眠いわけで、大学到着後は簡単なミーティングをやった後に解散となりました。

今回はマインド面での収穫が大きかったので、この成果はこの後ボチボチまとめていきましょう。
お疲れ様でした。

FSAEオーストラリア大会 イベント翌日 梱包日

イベントは終わりましたが今日も早起き。
5:40起床。起床時は16度。日中は30度になる予報。

天気予報では今日は30度を超えるという予報でしたが、概ね曇りで時折にわか雨が降る
気温は28度ほどでした

今日はお世話になったホンダオーストラリアの社長さんにご挨拶させていただいて、日本に返送するマシンを含めた物資の梱包を行いました。

ホンダオーストラリアの皆さんには、最初から最後まで大変良くしていただいて、いくら感謝してもしきれないほどです。
素晴らしい環境を提供してくれたのはもちろん、学生達に理解を示してくれて、刺激や知識を与えてくれたり。

さて、梱包が終わった後はどうしたか?

例年であれば、梱包作業の後は、束の間の観光を楽しむのですが、今回はそんなことをしたいそぶりさえ見せませんでした。
チームはかなりシリアスでポジティブな向上心を手に入れたようです。
今までと違い、そこかしこで今後の活動や開発内容の話をするようになりました。

オーストラリア最後の夜となる今夜は、例年行っていたレストランにステーキを食べ機行きました。
イベント期間中は、朝から晩まで1食あたり300円のサンドイッチでしたが、最後のご褒美です。
そこには現地の友人数名も来てくれて、楽しいひと時になりました。
学生達も彼らから色々と学んだようです。

で、夜中に宿に戻って彼らがしたことは…開発から大会参加まで通した評価会です。
忘れる前に大事なことをまとめておこうというわけです。

来年はイケる気がしてきましたよ。

明日は早朝起床で空港に向かいます。
9:20発の便で出国、同日中に帰国する予定です。