二極化の予感

最近の授業では、学籍番号の偶数と奇数の学生が
週替わりで大学に来て対面の授業をしています。
残りの半数はオンラインでリアルタイム授業。

というわけで
コロナ禍の学生への影響が何となく見えてきました。

やはり気持ちが縮んじゃってる学生が
結構いるように見えます。
外部との接触の機会が激減して
家に閉じこもってしまったとしたら
仕方ないのかもしれません。

夢工房で活動している学生達は
オンライン環境で1年を過ごしたとはいうものの
精神的な成長はかなりのもので
モチベーションは高いです。
ほとんどネガティブな影響は無いように見えるどころか
むしろ良い成長をしたように感じます。

こんな過ごし方をした学生達
きっと一定数いるはずです。
あちこちに。

そのような過ごし方をしたであろう学生達と
心がちっちゃくなってしまった学生達
かなりメンタルやマインド面での差が付いてしまったようですが
問題はここから。
社会に出てからどうなるかです。

この大きな変化があった時期を乗り越えて
その反動で、社会に出てから大きく成長する者もいるでしょう。
ぜひ頑張って欲しいものです。

ただ、しぼんでしまった状態から
なかなか戻れない者もいるはずです。

となると
社会に存在するチャンスやリソースは
それを利用できる者に集中せざるを得ません。

ということは
やる者はますます伸びる
やらない者はますます取り残される
という状態にならざるを得ないかもしれません。
恐らくその可能性は高い。

コロナ明けには
また大きな変化が待っているかもしれません。

それをどう捉えて
何をどうするか
またしても試される時がやってきます。