ゴールからいこう

桃太郎のお話を説明しろ
と言われたらどうしますか?

「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが…」

とやっていたら、絵本の最終ページにたどり着くまでどんな話なのか分かりません。

なので

ミラクルな少年が鬼をやっつけて、良かった良かったという話です。
おじいさんとかおばあさんとか、桃から生まれたとか、お供がどうのとかの詳細は後で説明してもOKでしょう。

大事なのは鬼をやっつけることです。ゴールです。
恐らく桃太郎のお話を考えた人も、ゴールから構成していったに違いありません。

技術に関するコミュニケーションも同様ですね。

経緯から話すのでは無く、まずは結論から。
起承転結なんてやってたら何が言いたいのか分かりませんからね。

ゴール無しで細かいところからいくと必ず迷走します。
何のためにどうすべきかが無いわけですから。

レーシングマシンはゴールが明確です

全ては勝つために!

今年のFormula SAEオーストラリア大会

例年12月に開催されるFormula SAEオーストラリア大会(Formula SAE Australasia)は、コロナ禍により車を走らせないイベントをオンラインで実施することになりました。

チームはオンラインミーティングで打合せをしたり資料を作ったり、遠征こそ無くなりましたが日々頑張ってます。
もちろん、大会準備と並行して次期マシンの設計も行っています。

今年のオーストラリア大会では、設計内容の審査と製造コストの審査、そしてプレゼンテーションが行われるようです。
もっとも順位付けは行われず、評価のみになるようですが。

Formula SAEでは、どの国の大会でも英語でのコミュニケーションがデフォルトになるわけですが、英語でコミュニケーションを取る際、対面に対して電話だと格段に難易度が上がりますよね。
当たり前ですが、言葉のみで意思伝達しなければなりませんので、相手の表情やその場の空気感が分かりません。そうなって初めて言葉以外による意思伝達の重要性が分かってきます。

言葉以外の意思伝達、いわゆる非言語コミュニケーションというヤツですが、なんと意思伝達の90%以上はこの非言語コミュニケーションによるものなのですね。
だから電話は難しい。

さて、オンラインでは相手の姿が見えたり資料を見せたりできますが、果たしてどこまでコミュニケーションがうまくいくでしょうか。
乞うご期待。

写真は去年のオーストラリア大会のものです。
大会は、メルボルンから200kmほど北東に行ったWinton Motor Racewayで開催されました。
現地の12月は真夏です。気温は30度前後で非常に乾燥しています。