うまくいくための方法

どうしたらうまくいくのでしょう?
それはもう色んなことについてです。

どうも「すぐやる」「早くやる」が究極の回答なのではないかと思います。
若いうちなんて、もうこれだけで良いのではないかとも思います。

やらなきゃ分からないことは、やれば分かるわけだし、早くやればリカバリーする時間はできるわけだし、なにより経験の数がものを言うわけだから。

でも、色々と邪魔をするファクターが存在します。自分の内外両方に。
もちろん、一番手強いのは自身の内部の問題。

「なぜ自分がそうしているか」なんて、あまり意識していなかったりするので良く分からないんですよ。
なので、自分のことほど気付きにくかったり見えなかったりします。

さて、ヘタすると今の世の中は…

すぐやらなくても良い
自分でやらなくても良い
実際にやらなくても良い

ということになっている気がしませんか?
そんなことより「正しい答え」を出すことの方が大事だ、みたいな感じがします。

乱暴な言い方をするなら、その「正しい答え」ってのは、考えれば誰でも分かったり知ったりできるものなわけで、あまり希少性が無いというか競争力が無かったりします。

対して、「やらないと分からないこと」ってのは、貴重です。いつの世でも価値があります。

人間なんて、いつ死んじゃうか分からないのだから、時間というリソースが最も貴重なはずなのに、間違えないように、のんびりじっくり考えて、実際にやる時間が無くなって、結果として経験の数が増えなくて…みたいなことが当たり前のような時代になっているとしたら、寂しいというか、残念というか。

安心安全で豊かな世の中だから、そんなふうになっちゃうのでしょうか。
そうかもしれませんね。

ITに限らず技術の進歩などは、その傾向を助長している気もします。
だって、そのためのツールでもあるから。

でも、そうなっちゃうと、その後に低迷するのは必至なわけで、そこでどうするかが大事なところです。

実は、それが今だと思っています。

結局そこか

一応、言っておきますが

「言われたことをやる」
というのが悪いとかダメだということではありません。
それが必要な状況というのはありますし
そうしてくれる人が必要だったりもします。

ただ、新しいものを作るクリエイティブなことをする上では
そういう動機というか、基本姿勢では難しいかな
とは思います。

言われたらやる
言われたことをやる
というのは、リアクションですが
新しい価値の提供はアクションですから
そもそもベクトルが違うというか何というか…

言われなくてもやる
言われてもいないことをやる
というのは、自発的なアクションです。
「積極的」というのは、そういうことです。

いつでも、何に対してもそのように
というのは無理でしょう。

とはいえ、基本姿勢がそうなっていると良いのですが
果たしてそのように変化することができるのか?

どうなのでしょうね。

自発的で積極的にって
面倒だし、失敗も多いでしょうし
そういうのって
いわゆる「リスク」にカウントされるのでしょうし

結局、こういった姿勢を決めるのは
「何が欲しいの?」
によるのでしょうね。
価値観の問題です。

そのために何を捨てられるの?何を払えるの?
ということですね。

でも、そういった価値観の上書きをやるのであれば
早い方が良いです。
歳を取ってからは難しいから。

ということは
「あとでやろう」って
ものごとを先送りする人
早くできない人には難しい
ということです。

早くやることを躊躇する人、いますよね?
自分が損することを恐れているからです。
リスク回避が価値観の上位に配置されているのでしょう。

自分のやりたいこと、やるべきことを
価値観の上位に配置して、すぐに動ける
これが大事なのですね。

まぁ確かに、うまくいっている人って
ほぼ間違いなく「すぐやる人」ですね。

そうか、そこかぁ。
確かになぁ。
そりゃそうだよなぁ。
分かっていても難しくて
だからこそ価値があるんだろうなぁ。

と再確認したのでした。

すぐやるヤツが最強

色々学生を見てきましたが
やはり、すぐやるヤツが最強ですね。

どんなに頭が良くたって
どんなに良い子だって
すぐやらないヤツは残念な結果に終わります。

やるヤツって、依存性が少ない。
だって、自分でやるんだから当然です。

すぐやるヤツの価値観は
失敗を恐れる心より
圧倒的に
欲しいものを求める心が強いのです。
「自分」が「やりたい」のです。

なので、やるかやらないか
という選択ではなく
どうやったらできるか
という思考が働く。

その違いは大きいです。

で、すぐやらないヤツは何してるかというと
「後でやろう」
って思うんですよ。大抵は。

日々色々起きる中で
「後でやろう」
が沢山発生して
それは未来に送られるのですが
いずれやらなきゃいけない時が来る。

そこで膨大な
「後でやろう」
に向き合うことになります。

しかも大抵は
凄く忙しくてどうにもならないときとか
何かが起きたときとか
最悪のタイミングにです。

で、いわゆる究極の選択
をせざるを得なくなります。
どれも選びたくないけど
どれかを選ばざるを得ない
そんなヤツです。

この「後でやろう」は
本人は「やらない」に分類しているつもりは無くて
むしろ「やる」の仲間だと思っているでしょうけど
結局はできなくなっちゃうはずなので
「やらない」や「できない」と同義です。

なんでこんなことを記事にしたかというと
もちろん自分の経験から大事だと思ったからです。

学生に限らず、色々と先送りにしてしまうのは良くある話ですが
好きなことを先送りにするのは救いようが無いです。
大抵は、とてもつまらないことになっちゃいますから。
とはいえ、仕方ないこともありますけどね。

そんなことを考えていると
好きなことをすぐにできる夢工房の連中は良いよなぁ
なんて思ったのです。

好きなことを躊躇無くすぐやると
もちろんうまくいかないこともあるでしょう。
でも、成長のスピードは凄いことになります。
恐らく本人は、そんなことを気にしている暇もないでしょうけどね。