バイク考 曲がるお話

以前バイクについての投稿をしました。
他にも自分が気に入ってる
バイクの面白さと難しさについて
書いておきたいと思います。
バイクに乗ったことがない人にも分かるように
簡単に書きますね。

バイクの面白さと難しさって
表裏一体だと思うんです。
まぁ、何でもそういうもんだとは思いますが。

誰でも同じようなことをして
同じような結果が簡単に得られるなら
恐らくバイクに乗ってない気もします。

まず難しくて面白い筆頭にあげるのは
コーナリング
曲がるときです。

バイクの曲がる原理は
「キャンバースラスト」
ってヤツです。

別にそんなに難しいことではなくて
例えば
バイクのタイヤをコロコロって転がします
まっすぐ立って転がっているときは
まちろんまっすぐの軌跡で転がっていくのですが

いったん倒れ始めると
倒れた方に曲がっていきますよね。
アレが原理です。

ということは
バイクは倒さないと曲がらないのですよ。

でも
タイヤが2個しかない乗り物だから
不安定で転倒が怖いわけです。
でも倒さないと曲がらない。

心理的に抵抗ありますよね。
難しいってことです。

バイクに乗って
カーブに向かっていくとします。

曲がるためにはバイクを倒す必要があります。
でも転倒が怖いので倒さないと…
曲がらずにカーブに突っ込んで
もっと怖い結果になります。

ほら、どうですか?
人生みたいでしょう(笑)

怖いからとか
面倒だから
なんて理由で
やるべきことをやらないと
ソイツは恐ろしいモンスターに成長して
あなたに襲いかかってくるわけです。

でも
蛮勇をふるって
無茶なアプローチをすると痛い目にあいます。

でもまぁ、そういうのは勉強ってことで。
限界って目に見えないので
やらないと分かりませんから。

まずはイメージして
適切(と思った)タイミングで
迷わずにスパッと決める。
うまく決まれば気持ちいいですよー。

2007 NSF100 HRC Trophy MOTEGI Round 1 優勝

最後に選手権(シリーズ戦)に出てたのはもう13年も前になるんですねー。
最後はミニバイクでした。写真のゼッケン6です。
このときは雨のレースでで優勝!
雨のレース、好きなんですよ。
このお話も機会があったらさせてもらいましょう。

日本のコンセプト

人間は社会性のある生き物です。
つまり
一人では生きていけない。

自分で食べ物や衣類や家を作って…
ってできる人はそうそういないですよね。

なので組織で色々やっているわけですね。
会社とか地方とか国とかの単位で。

それによって一人じゃできない
でっかいこともできる。
そのときに
向かうべきゴールや
達成のためのコンセプトが
明確化されていると
より強力に推進できます。

というか
それが無ければ
一体何のために何やってんだ?
ということになります。
各人バラバラだったら
組織のパフォーマンスは
個人のパフォーマンスの上限に
近づいていってしまいませんか?

学生がレーシングカーをつくっているのを
見ていると思いますよ。
無駄な部品は1個もないので
極端なことを言うと
何か1個でも壊れたら終わり。
つまり
マシンのパフォーマンスは
一番パフォーマンスの低い部品に揃うわけです。
全体の向かうべき方向性が明確になっておらず
テキトーなのが1個あったら
それがイコール全体のパフォーマンスになっちゃう。

さてさて
「八紘一宇」(はっこういちう)
という言葉がありますね。

これ、大戦時のスローガンに
使われていたこともあり
毛嫌いされることも多いのかな
と思いますが

そもそもは
紀元前660年に
神武天皇が即位したときに言われた言葉で
「大きな屋根の下に住む一つの家族みたいに
みんなで仲良くやっていこう」
というような意味だったはず。


これが建国のコンセプトなら
こりゃ最強だな!!
と思うわけですよ。

個人的には
凄くシンプルで
崩しようがないな
と思います。

皆で力を合わせて
家族みたいに仲良くやっていけたら
そりゃ楽しいし
うまくいくでしょう。

難しいこと言わないで
シンプルに頑張ってるのが強いんだと思います。

そういえば
前にいた会社は良い会社だったなぁ
と今更ながら思うわけですよ。
みんな家族みたいに仲良くて
同じような夢を見て頑張ってたなぁ。
良いボスや仲間達に恵まれてたから
自分が勝手に一方的に
そう思ってただけかもしれないけど(笑)

でも
この大学に来てからも
奇跡のように頑張る学生達と一緒にやってこられたから
これはこれでありがたいことです。

ちょっと早いかもしれないけど注連飾りです。

建国のコンセプト通りになったから
神道と仏教とキリスト教が同居して
うまくやっていけてるのかもしれませんね。

ダライ・ラマ法王の言葉

手元に気になったことを色々書き残しています。
頭のメモリ容量があまり大きくないからです(笑)

手元をあさっていたら、今年の年始のダライ・ラマ法王の言葉が出てきましたので紹介しましょう。
世界に向けて発信したので英語でした。

Time never stands still, it’s always moving on. The past is beyond our control, but the future is still in our hands. To shape it we must use our intelligence and make an effort.
We can change our circumstances. Becoming demoralized is of no use. Today, technology has given us one human community in which we can work together. With the start of a new year, a new decade, let’s look forward to positive change.

ざっくり訳したらこんな感じかな。

時間は留まることなく流れ続ける。過去は変えられないが、未来は我々の手の内にある。それを形づくるには、知性を使って努力する必要がある。
我々は自身の置かれた状況を変えることができる。心配は役に立たない。今日、我々はともに力を合わせるためのテクノロジーを手に入にしている。新しい1年の始まりに、新しい10年の始まりにポジティブな変化を楽しんでいこうではないか。

こんなんで大体意味は合ってると思います。
今にぴったりではないですか。

今まで苦労してやってきたことがAIに取って代わられるなんて恐れる必要は無くて、不毛な面倒なことは奴ら(AI=新しい道具)がやってくれるようになっていくから、我々人間はその先のことにより集中できるんですね。そりゃ楽しい。

そして、今まで繋がれなかった人たちと、あっという間に繋がれる。
いよいよインターネットの本領発揮で、新しい価値が生まれてくる。

我々はこれから
何を手放して
何を手に入れるんでしょうね。

色々試してみましょう。
立ち止まっている場合ではないですよ!