成長のセオリー

夢工房は今夜もフルパワーで頑張っています。

でもまぁ
さすがに2年間の自粛期間の影響は大きいですね。

学生達は、気持ちと現実のギャップに戸惑って
それを埋めるべく頑張っている感じです。

モチベーションは高いので
高い理想はあるけど
それを実現するためのスキルは
自粛期間に得られなかったので
やはり苦労はします。

どうしたら良いか分からないことだらけだし
やればうまくいかないことだらけ。

でも良いのです。
それでも頑張って欲しい。

もし、分からないから、うまくいかないから
といって
容易にハードルを下げてしまったら
得られるものは最小限になります。

頑張ってベストを尽くせば
必ず大きな何かが得られます。
その「何か」のパワーは強大で
一生有効です。

ポイントは
高いゴールをセットして
ベストを尽くすこと。

妥協して低いゴールをセットしてはいけないし

高いゴールをセットして
ダメでも良いことあるよ
とベストを尽くさないのも論外です。

さぁ、面白くなってきましたよ。

逆のアプローチはなかなか手強い…というか無理

やり方が逆だよ

言われてもなかなか分からないと思います。

最終的に目指したいもの
それを形にするために必要なことを
ブレークダウンして
今やることを決める。

ものを作ると分かりますけどね。

例えば
クルマを作るときに
構成する最小の要素から設計する
なんてことは絶対あり得ません。

「まずは素晴らしいボルトから設計だ!」

そんなことはありえない。

最終的に目指したいカタチを決めてから
それを構成する要素に分割していきます。

ビジョンを実現するために
手段を決める
ということです。

そのロジックが重要。

とにかく今できる手段をやってみて
それでどうにか…
なりませんよ。

学校での勉強って
何のためなのかは関係なく
とにかく基本からやっていきますよね。

もちろん基本は大事なのだけど
ちょっと考えて欲しいのは

それ、一体何の基本なの?
何のためなの?

ってところ。

もちろん義務教育なんかは
生活する上で最低限必要なこととか
その上の学びを得るために必要なこととか
そういう意味での基本を習得するのでしょうけど

それを過ぎたら、そこから先は
一体何のため?
というのが重要だと思います。

何のためでもないことを
一所懸命やってるってどうなんでしょうね?

何のためでもない細かいことを
几帳面に積み上げていけば
そのうちきっと何かになる…?

そんな「出来なり」でいいの?

デッカイ夢を持つと
「そんなの無理だよ」
と言われたりするかもしれないけど

実現するためには何が必要か?
と考えて
徐々にブレークダウンしていくと
結構なんとかなるもんです。

要は、考え方の構造が大事だよ
ってところかな。

「できるよ!」 うん、そう思うよ

夢工房で頑張っている学生が
お父さんと口論になったそうです。

クルマ好きのお父さんに
ある部品を、凄い方法で作るという話をしたら…

「そんなのできるわけないだろ!」

「できるよ!!」

となったとのこと。
いいぞいいぞ!やれやれー!!

お父さんの気持ちは分かります。
経験が十分に無い息子には
堅実な方法で成長して欲しいのでしょう。
自分に想像が付く範囲で。
突拍子も無い方法で失敗して欲しくないのでしょうね。

教員と学生の関係でも
似たようなことが起きます。
学生が教員の想像を超えるようなことを
やろうとしたりすると…

「そんなのできるわけないだろ!」

が、登場します。

これ、どう思いますか?
私は、どんどんやらせたらいいと思います。
で、失敗したらいいと思います。

やってみたら何が難しいか分かるでしょう。
それが分からないことには先には進めません。

やりたいことがあるならやるべきです。

もし基本ができていないとしても
やるべきだと思います。

最も大事なことは
基本でもなく
失敗しないことでもなく

やりたい、こうしたい
という思いです。

やってみて、うまくいかくても
やりたいという思いが強ければ
どうしたらいいかを真剣に考えて
その時点で基本が必要だと思えば
何がなんでもそれを手に入れようとするでしょう。

人に言われてやったところで
一番大事な「思い」が成長しないので
その後も人に言われたことをやろうとするでしょう。

クリエイターになりたいなら
言われたことを繰り返したところで
創造性を育むことはできません。

アイデアとかクリエイティビティは
やりたい!こうしたい!
という「思い」から出てきます。

もし、やる前に
「基本ができていないから
もっと勉強してから始めるべきだ」
なんてことになって先送りにしたら…

果たして先送りにしたもののうち
何割が実際に着手されるでしょうか。

たぶん、ほとんど手つかずで終わります。
そして、どんどん先送りに慣れて
自分の内的な基準がズレていきます。

すぐに動けば
準備不足、知識不足、経験不足で苦労するでしょう。
でも、その苦労の中にこそ大事なものがあります。

学生は、将来のためにやっているのですから
苦労の中の宝物をたくさん手に入れるべきです。
それらを未来に活かすために。

それにですよ

「そんなのできるわけないだろ!」

「できるよ!!」

これって、多くの「偉人」と呼ばれる人達が
たどってきた道筋でしょう?

ね?
そういうことですよ。

私は、お父さんに言いたい

おめでとうございます

と。