続・どうしたらうまくいく?

どうやったらうまくいくのか
ということのヒントは
思いのほか色々転がっているんだけど
それらに気付いて
実行することは難しいのではないかな
と思っています。

さて、「うまくいかないこと」なんてのは
皆さん沢山経験していると思います。
いわゆる「失敗」の経験ですが。

そういうのって
「悪い経験」として認識していて
できれば目を背けたい
思い出したくない
なんてことになりますよね。

失敗は、実体験ですから
超リアルな記憶です。

嫌な失敗なら
それだけ強烈に記憶しているはず。

程度によっては「トラウマ」なんて言ったりもしますね。

アドラー心理学では
「トラウマなんて存在しない!」
なんて言ってますが
それはまた別の機会に。

そういう嫌な記憶から自然と回避するのは
実に正常です。

恐らく生存本能に基づく
ごく当たり前の反応なのだと思います。
条件反射みたいなものでしょう。

そういうものを
未来のために有効利用できるかというと
強いネガティブな感情を伴っている限りは無理ですよね。

でも、感情を切り離してしまえば
「こうするとこうなる」
という単なる経験に過ぎません。

それを未来のために活かすなら
とても有益な経験になるはずです。

が!

条件反射みたいな反応ということになると
これはなかなか厄介ですよ。

思考が介入していない「反射」ですから
コントロールする余地がありません。

なので
失敗を「良い経験」としてハンドリングするためには
感情の切り離しが必要でしょうね。

過去の自分を振り返って
その情景の中にいる自分から幽体離脱して
客観的に出来事を掴んで整理して
活かすべきポイントを明らかにする。

そんなことができたら良いのです。
それで失敗が「良い経験」になります。

私なんかは
比較的嫌な経験が記憶に残らなかったりするタチなので
そういうところに感情が入りにくいのですけどね。

あれ?
記憶に残らないんじゃ経験を活かしようがないじゃん。

むー。
自分の場合は、そこが課題だったのね。

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