環境を作ろう

人は周囲の環境に影響されます。

環境による影響を
無意識に受け入れていたり
仕方ないと諦めていたりします。
あまり意識していないことの方が多いかな。

無意識に受け入れていることは何だ?
無意識に諦めていることは何だ?
それらが簡単に分かったら苦労しないのですが…。

でも、気付く方法はあります。

大事なのは理想であり、ゴール設定でしょう。
何をしたいのか、どうなりたいのか
それに対して
現状はどうなのか
そのギャップを考えると見えてきます。

あ、これは違う
とか。

それに気付いたら、まずは周囲の環境を作ることから始めましょう。
その環境に身を置いて、必要だと思うことをやる。

何も完璧に理想通りじゃなくても良いと思います。
特に、すでに組織に属していたりすると、なかなか難しかったりもしますしね。

そんな時は仲間を見つけたり、仲間を増やすのはどうでしょう。
コミュニケーション力の出番です。

もちろん周囲を洗脳するのは難しいというか、無茶なので、互いに理想の形を提示して、トレードオフをすることになるでしょう。
最終的にチームが納得して、同じ方向を向けるように調整できると良いですね。

そういう形が理想ではありますが、時にはうまくいかない場合もあります。
共通のゴールが設定できなければ、破談になるのもやむなし。

だって、そこでヘタに妥協して、その後もズルズル行っちゃうと、どこに向かうのか分からなくなったら身も蓋もありません。振り出しに戻る、です。

どうしても譲れないものがあって、それを捨てられないなら仕方ない。
時には周囲との調整というレベルではなく、大きく動く必要も出てくるでしょう。
そこでストイックに行けるか否かも大事なところでしょう。

勇気が必要ですね。
もちろん、相応の見返りはあります。あるはずです。
諦めなければね。

創造性やら想像力やら

創造性と想像力、それらが無ければ、それを持っている人の指示に従うしかありません。

「それは楽で良いよね」
という人もいれば
「そんなんだったら自分がやらなくてもいいじゃん」
という人もいるでしょう。

開発の仕事は新しいものを作るわけで、やはり求められるのは創造性でしょう。

以前にも似たような事を記事にした気もしますが、開発とは、言ってみれば夢を形にする仕事。
なので、夢が無い、夢をつくれないと仕事にならない。
スタート地点は想像であり、プロセスは創造による。

じゃぁそれ、どう鍛えるの?というのが問題。
でもこれ、心の問題だからなぁ。
学校には創造性を育むための授業は無いでしょうし。

個人的に思うのは、心の中にある小さな夢に対して、「正解」「不正解」という尺度でとらえたり、可能か不可能かでとらえると、恐らく夢は萎んでいくのではないかと思います。

そもそも夢に正解も不正解も無いと思う。

そして、可能か不可能で考え始めると…
今の自分にはできないから夢なのであって、今この瞬間を切り取って考えるなら不可能に決まってます。
なので、「どうしたら可能になるだろうか」と考えるのがポイント。

あとは小さなことでもチャレンジしていくことではないかな。
「あとでやろう」とか思わないで。

人間関係も大事です。
皆と仲良くするのは大事だけど、夢を否定する人とは距離を置くべきだと思う。
必ず影響を受けるから。

「夢なんて叶わないよ」
と言う人にとっては、それが現実です。
なので、説得は無駄でしょう。

一方
「夢はきっと叶う」
と思う人にとって、それは現実です。
そんな人が集まる環境が、夢を叶えられる環境です。

で、夢を現実にするのが夢工房の現実です。
常にそうありたいと思っています。

今日はオープンキャンパスで、夢工房には夢を持つ高校生がたくさん来てくれました。
ありがたい限り。

夢工房の環境に「完成」は無いので、彼らが夢を叶えられるよう成長を続けないとね。

コミュニケーション力

この記事

先生の言うことを聞いたり、友達と楽しくおしゃべりをするのがコミュニケーション力ではないことは分かっているのだろうか。

と言ったので、今回はこのお題でいってみましょう。

近年、大学生には「コミュニケーション力」が求められている、と言われています。
どこから求められているかというと、社会(というか会社)からです。
なぜかというと、業務遂行に欠かせないからです。

では、それはどういったものを指すのか?
業務の基本で言うなら

いわゆる「報連相」
報告・連絡・相談
ですね。
これを例に挙げましょう。

今、これをやってますよ
現状はこうなってますよ
これからこれをこんなふうにやりますよ
やった結果はこうなりましたよ
こんな問題が起きてます
うまくいっちゃいました
などなど

そんな感じです。
まぁ、アウトプットですよね。

アウトプットの対象は、管理・監督者だったり、共同作業者だったり、お客様だったり。

円滑な業務遂行のための現状把握が必要だし
リスクコントロールができたり
本人の成長のための材料ともなるし
仲間を守るためでもある。

もちろんそれは、組織としての力を発揮するためには欠かせないことなのですよ。

学校では、聞かれたら答える
聞かれなければ言わない
情報の発信源からはできるだけ距離を置く
なんてことになりがちですが、それはその方がメリットが大きいからでしょう。
言わなくて済むし、やらなくて済む。

もちろん仕事においても、同じような価値観で遂行することは可能です。
全くうまくいかないだろうけど。
それじゃ「遂行することは可能」とか言っちゃダメか。

学校だろうが仕事だろうが、恐らく「やらされる」という姿勢でいるかぎり、実のあるコミュニケーションは難しいでしょうね。
まぁそういうわけで、一般的な授業ではコミュニケーション力を養うのは難しいので、やらされる環境ではなく、やりたいことをやって、チーム力を発揮して成果を出すような経験の中で磨くのがベストでしょうね。

夢工房でも、入ってきた新人君が苦労することの一つだったりします。
「言われたこと」を「一人でやる」という訓練を延々してきたらそうなりますよね。