どんな戦略で行くか? 2

いきなりですが、再び戦略の話。
今回は汎用的な話です。
人生設計でも良いし、ものづくりに適用しても良い。

戦略を考えたとき、大抵は大きく分けて二つではないかな。

・皆がやっていることを極める
・誰もやっていないことをやる

皆がやっていることだと、内容自体は安心です。
だって、皆がやってるのだから。

でも、違いを生み出すのは難しい。
だって、皆がやってるのだから。

楽しさや高揚感は重要。
それが無いと健全な動機が生まれないので、続かない。

いずにしても、アイデアは必要だろう。
というか、アイデアが命!

さあ、考えてみよう。

つづく

そして我々は何を失っているのか

動力の話をネタにしばらく記事を書いてみたわけですが、思うのは…
色々便利になったけど、同時にに何かを失っているわけで、それは何なのだろうなぁ
なんてことだったりします。

我々の便利で快適な暮らしには、大量のエネルギーが必要で、それを手に入れて使う時には、必ずトレードオフが発生します。
望むものを得る一方で、何かを手放しているはず。
環境問題などはその一つ。

他にも、環境とか物質のみならず、我々の心の問題などもあるでしょう。

問題は、一度手に入れたものを手放すのは、とても難しいということ。
ひとたび快適な暮らしを手に入れてしまったら、元に戻るのは困難です。
もっとも、何をもって「快適」とするか、というのもありますが。

テクノロジーは、これからも発展していくでしょう。

ただ、それは何のためなのか?どこに向かうのか?
そこが問題です。
今までと同じ価値観に基づいて発展していくという確証はどこにもありません。

そんなことを考えていると、開発という仕事とか、そのための教育とか、もっと広い視野を持つ必要があるんだろうな、とか
選択して行動するために、考え方とか勇気とか、そういうのも重要だな、なんて思うのです。

戦略の話 逆算の考え方

「動力」のお話しは、ちょっと休憩しましょう。

今回は「戦略」について。
とは言っても、それほど大層な話ではありません。

これからどうしよう?
という局面に遭遇したときにどうするか?
といったような話です。

理想のゴールを考えるか・考えないか
といったような、「考え方」が分かれ道。

ゴールを決めて、そこから逆算すれば、結構思った通りになることが多いのですが
なんでみんなそうしないんだろう?
と思うことが良くあります。

これ、優劣とかの話ではなく、「考え方」の話です。

恐らく、ゴールを決めない人は真面目なのだと思います。

だって、現状から理想のゴールを見ると、そこには大きなギャップがあるわけで、それを一足飛びに行こうとすると無理がある。

そして、そのギャップを埋めるために、現状から知識を得たり経験を積んだりする必要は理解できても、一体どのような知識や経験が必要なのか分からなかったり…ってことになっているのではないかな。

それは、真面目にゴールに向かう「順方向」へ考えていくからではないかと思うのです。

どのような知識や経験が必要か?を解決するには、「順方向」ではなく「逆算」が必要です。

良く考えてみると、そういう経験ってあまりしないのかも。
どうなのでしょうね?

まぁ確かに、言われたことをやるという経験ばかりだとすると、逆算する方向の思考なんて必要無いですからね。