即戦力の人材

夢工房では即戦力の人材育成を目指しています。

で、即戦力って何だ?
って話なのですが…

希望の職場ですぐに通用するスキルだけでなく、考え方や想像力、行動力、果てはメンタルタフネスやチームワークまで、求められることは多々あるでしょう。

スキルの詳細などは企業や部署などによっても変わるものなので、その辺は基本的なところを押さえておけば良いでしょう。

むしろ夢工房で大事にしているのは、その他の諸々。
スキルは目に見える部分ですが、目に見えないその他のものです。
そしてそれらを大きくカバーした経験ですね。

ゴール達成のための考え方、やり方。
チームで動くときや、新しいものに取り組むときに必要な考え方や行動。

これといった答えが無いものばかりですし、人によって異なることばかりだったりもします。
なので皆が同じように考えて行動すれば良いというものではありません。
むしろ個々が自分のやり方を見つけて工夫する事が大事なので、卒業時の仕上がりは千差万別。
でも、スピリットやマインドの根底は共通したものを持っているかな。

それらを在学中に達成できればそれに越したことはないのですが、なかなかそうもいかな場合もあります。
でも良いのです。

ベストを尽くした結果分かることがあるわけで、続きは社会に出てから構成していけば良いのです。
本番は社会に出てから。
夢工房はそのための発射台と言ったところです。

チャレンジャーの時代がやってくる

AIが登場したことにより、定型的な知識や理論の価値が低下する。
これは間違いないでしょう。
ここで言っているのは、あくまでも定型的なものです。
それらが必要なのは変わらないだろうけど。

で、理論などの「すでにあるもの」は容易に入手できる時代になっている。
ただ、それらを「利用する」のは別問題です。

やらなくても分かることの価値は急激に低下するはず。

であれば今後は
知ってるかどうか
ではなく
できるかどうか
の重要性がより高まってくるでしょう。

これは断言してしまって良いと思います。

必要なのは「新しいもの」
しかも、やらなくては分からないもの

別に発明じゃ無くても良いのです。
既存の理論を利用して、新しいものを創る
それ自体をチャレンジする
そういったことが重要になるはず。

チャレンジする
と、失敗する。
それと同時に分かることがある。

それを使って再度チャレンジする
と、さっきよりはマシになる。
また、それによって分かることがある。

またそれを使ってチャレンジする
と、もっとマシになる。

これを繰り返せば、どんどん良くなる。
途中でやめてしまったらそれまで。

チャレンジは大事です。
それを継続するのも大事です。

「逆をいく」の真意…の一つ

他と同じものでは当然ながら独自性は無い。
なので競争力となりにくく、価値となりにくい。

当たり前のことなのだけど、そういったことは学校では教えません。

独自性を持たれたら面倒だからでしょう。
皆に同じことをさせたら効率上がりますから。
そりゃそうですよね。

なので授業も、その成果を測る試験も、皆で同じことをやって、結果を単一の尺度で評価する。

その効率の高さと引き換えに、独自性とか希少性を失う。
ついでに主体性とか自律性とか、大事なものも失う。
何事もトレードオフですから。

でも社会に出ると、急に独自性や優位性を価値として提供することになるわけで、そりゃ困っちゃいますよね。

学生のうちは皆と同じことを求められて、それを16年とか継続するわけでガッチリ習慣化されています。
が、社会に出ると競合と異なるもの、より優れたものを創造しなければならない。

これ、我が国の教育の現場において顕著ですが、多かれ少なかれ他国にも見受けられます。
ただやはり日本はその傾向が強いかな。

しかし、そういった素養を伸ばす機会は学校にはほとんどありません。

既存の学校の価値観で言うと

「みんなやってんの?
じゃぁオレはソレじゃなくてもいいじゃん
違うことで勝負しよう」

という発想は面倒でリスクでさえあります。
評価されないどころか、怒られちゃったりします。

皆がやってるなら別のことを
面倒ならなおさら

大事なことは逆方向にあったりする。
それは、価値を形づくる考え方の一つ。

夢工房はそうありたい。