人はどうやって成長するのか? その3

失敗と困難からしか学べない
これは、逆を考えると分かりやすいかもしれません。

失敗しないように
苦労しないように

決めてあげる
やってあげる
リスクを排除してあげる
するとどうなるか?

恐らく、生きる力を失います。

考えて、決断して、行動して
その結果を自ら評価して、次の行動に繋げる

事の大小、強弱はあるでしょうけど
そんなことを繰り返して、上手に処理できるようになっていくのが、成長するってことなのではないかな。

どこに向かって、どんなふうに、何をやるか
それは本人の価値観次第です。

そのゴールの設定や、判断を人任せにして
他人の価値観に準じていると、矛盾を生じて破綻します。
しない人もいますけどね。

成長に伴って
対峙したことが無い新たな問題・課題(ネガティブなことに限らず)に遭遇して、解決したり、折り合いを付けたり…
そんなチャレンジが繰り返されるのが人生でしょう。

失敗を、リスクを避けるには、チャレンジしなければ良いわけですが
大きく成長したければ、逆をやれば良いわけです。
それも、大きなハードルで。
あら、簡単!

そんなことを考えていると、夢工房の学生達が4年間で見違えるように成長するのも当然だな、なんて思うのです。

社会人ともなると、リソースとか業務上の責任とかがあって、むやみにチャレンジできないことが多いでしょう。
なので、やるなら学生のうちです。

人はどうやって成長するのか? その2

人によって「成功」の定義は様々でしょう。
しかしそれは、ゴールの達成であることは間違いないでしょう。
しかし…

成功から学ぶものは意外と少ない。
というか、「成功」単品から学ぶものはほとんどありません。

それは結果に過ぎないから。

例えば
将来有望な会社を設立して、莫大な利益を得た
という事実があったとして、そこから学べることはありません。

大事なのは、最終的に到達したゴールそのものではなく
そこへ至るプロセスです。

大抵は、そのプロセスにおいて、失敗や困難無く、平穏無事にやり過ごせることを「良い」とするでしょうが、そこから学べることはあまりありません。

というのも、プロセスがチャレンジングでなければ、困難は無いでしょうけど、それは単にできることをやっただけだからです。

さらに、「教わって」「知った」単なる知識を使っただけだったりすると、そこには価値はありません。
そんなのは、多くがすでに知っていることだったり
最初からできることが分かっていることだったりするからです。

人は、失敗を含むプロセスからしか学べません。
もちろんそれは、成功を目指すチャレンジングなプロセスであるべきです。

「あ、なるほど!」
という、チャレンジから得た経験や知識…と言うより「気付き」と言うべきかもしれませんが、それは失敗や困難の先にあります。

それを掴むには、ものを作ったり、コンペティションにチャレンジすると手っ取り早いのです。

何のために?
どうしたいか?
どうすべきか?
すると、どうなるか
というプロセスが全て詰まっているから。

人はどうやって成長するのか? その1

私にとって、これはとても興味深い課題です。

この仕事を始めて、気付けば25年も経ってました。
それだけやっていれば、多少はそういったことも見えてくるものです。

学校の授業では、「言われたことをやる」
すると、失われる…というか、得られない能力があります。
そもそも、それを「能力」と呼んで良いのかという気もしますが。
それは…

  • 現状に対して考える・現状を疑う
  • 問題意識を持つ

などなど。

これらは総じて「ゴールをセットする」に繋がります。
目的の設定ですね。

でも、多くの場合、学生に目的の設定は必要ありません。
それは教員から指示されることであって、自分で設定することではありませんから。

暗記したり、事前に教わった方法で問題を解く
それ以外の脳ミソのパフォーマンスは必要とされません。
というか、評価には繋がりません。

それはちょっと言い過ぎという気がしますが、実際そうでしょう。
だって、テストで100点を取れば、それが最高の評価なのですから。

では、学業の成績だけだ優秀であれば、それは成長したことになるのでしょうか。
どうもそうは思えません。

では、他には何が必要なのでしょう?