学校で主体性は育めるのか

もうお分かりかと思いますが、学校は主体性が育ちにくい構造・環境になっています。
ほとんどの動機は外的で

  • 価値は「点数」
  • 成果は「評価」
  • 成長は「偏差値」

に置き換えられます。

これは短期的には効率的ですが
価値創出の訓練にはなっていません
そもそも動機が内的ではないからです。

その結果

  • 優秀だが価値を生めない
  • 指示がないと動けない
  • 自分で意味を作れない

という状態が生まれやすくなります。

とはいうものの、いきなり「教育改革だ!」というのも難しい。
最大の理由はここです。

  • (現状の)一部だけ変えると混乱する
  • 全体を変える権限はない(基本構造は文科省などが決めている)
  • 評価制度だけは変えられない

結果として

本質は変えず
言葉だけが変わる

という現象が起きます。

  • アクティブラーニング
  • PBL
  • 主体的・対話的で深い学び

という言葉を聞いたことがあるでしょう。
そういうワードが増えても

  • 時間割
  • 単位
  • 成績
  • 卒業要件

という基本要素や構造が同じなら、本質は変わりません。

ただ、全く無意味かというと、そんなことは無いとも思います。
急に変えるのが難しいのなら、できるところからやるというのも大事だからです。

しかし、この現状は

  • 管理しやすい
  • 説明しやすい
  • 完成度が高いシステム
  • 誰もが慣れている

という点で「合理的」で、かつ強力な慣性力を持っています。
手強いです。