いよいよ新学期

今週末
つまり明日あたりから新1年生が大学にやって来ます。
今年は何人くらい活動に参加するかな。

すでにメンバーは20人を超えているので
正直なところ部屋の規模に対してキャパシティオーバーだとは思うのだけど、志があってやってくる新人は断りにくいですよね。
ウチのチームに所属するためにこの大学に来たという学生もいるし。
ここ数日でも、まだ大学には来ていない加入希望の新1年生がチームにコンタクトを取っているようです。
現役メンバーは、可能な限り新人を受け入れたいという方向のようですね。

仮にキャパシティオーバーになっちゃったら、この1年で確立したオンラインでの活動をうまく組み合わせれば何とか回して行けそうな気がします。
その辺のノウハウは、コロナ禍で得られたメリットの一つかな。

さて、今回はどんな新入生が入ってくるのかな。
楽しみです。

このところ開発のために部分的に分解していたマシンを展示のために整備中

仕事の本質

偉そうなタイトルですね。
すみません。
でも難しい内容でも
偉そうな内容でもありません。

最近
世のため人のため
ってあまり聞かなくなりました。

そんなのは偽善的で受け入れられないのかな。

自分が食うために
やりたくないけど
我慢して
頑張ってんだよ!

って言わないとダメ?

本来、仕事とか経済活動っていうのは

自分にできないことを
誰かにやってもらって
「ありがとう」
って対価を渡す

他の人が喜ぶことを
やってあげて
「ありがとう」
って対価をもらう

ってことでしょう?
それが本質ですよね。
とてもシンプルです。

会社のような組織だって
一人じゃできないことをやるために
いろんな人が集まって
特技を活かしたり
お互いを補いながら
顧客(他人)に価値を提供していくのですよね
喜んでもらうために

「喜んでもらうなんてきれい事だ!」
なんてことはないですよ。

「わあ、いいな!」
って心が動くからものを買うのでしょう?

買ったものに満足がいけば
嬉しいでしょう?

本質はそこですよね。
人の心を動かすための
熱意と感謝
かな。

最近になって
「ユーザーエクスペリエンスのために」
とか言い始めてますよね。
より良いユーザー体験のために
ってね。
これってつまり
お客さんに喜んでもらうのが大事だ
ってことでしょう。

さてさて
夢工房では
学生がレーシングカーや模擬惑星探査機を
つくってたりします。

彼らは日頃やっていることを
「仕事」
と呼んでます。

もちろん給料みたいな報酬はもらっていません。
この活動をすることによって
将来やりたいことに近づく
就職に有利
自分の成長のため
好きなことを一所懸命やりたい
とかは
もちろんありますけどね。

彼らは
周囲の支援があって活動できてます。
なので
みんなを喜ばせないといかんのです。
そんなゴールがあれば
簡単に諦めるわけにはいかない。

当然うまくいかないことはあります。

理由は色々ありますが
多くの場合は

自分のためにやってるから
だったりします。

自分が失敗したくない
自分が傷付きたくない
自分が苦労したくない
自分が褒められたい
とかね。

こういった活動は
エキサイティングで
やりがいがありますが
当然大変です。

こんなことを
自発的に継続できているのは
人のために
と思ってやっているからだと思います。

なので
彼らにとっての仕事なんです。

応援してくれてるみんなのために勝つんだ!
と思ってたら
そう簡単に諦められませんよ。

2019年オーストラリア大会参戦時 Honda Australiaにて

海外にも応援してくれる人たちがいます
ありがたいことです