ルールに従うということは

世の中発展していくに伴って、色々ルールが増えていきますね。
まぁ、ルールだけじゃないんだけど。
ここでは分かりやすいようにルールだけに絞ってみます。

これ、いつまで増えていくのでしょうね。
ルールを設定することによって得られるメリットがあったり、デメリットの発生を防ぐためなのでしょうけど、無限に増えていくルールに無限に対応していくのは無理でしょう。

本当なら、明文化された縛りなどに頼らずに、皆が楽しく快適にやっていければ良いのでしょうけど、そうもいかないってことなのでしょうね。

でも、ルールが行動の基準というか、出発点になったりすると、ルールに適合するか否かという選択作業と、それに伴う行動をしているだけで、考えずに済んじゃったりして。

まさかそんな
と思いますか?

ルールと言っても色々あって
やるべきことを定めるルールと
やっちゃいけないことを定めたルールがありますね。

で、やるべきことを定めたルールに従えば、考える必要無いのですよ。
これはなにも法律とかにかぎったことではなく、日常生活においても色々ルールがあったりしますよね。
捉え方によっては「常識」とか「トレンド」なんかも、それに追従すべきと思っている人にとってはルールのようなものです。

まぁ、そういうのもあって良いとは思うのだけど、そういうのに従わないことも大事で、面白かったりするのです。
多様性とか独自性とかが無いと同じことの繰り返しになっちゃって、つまらないでしょう。

そうじゃないと、新しいものや価値あるものは生まれませんよね。
もちろん守るべきものは守るという前提ですが。
カオスになっちゃうと、それはそれで困っちゃうので。

ともかく、ルールを守ることも大事なのだけど、そこで「なぜ?」「何のために?」と考えて、そのうえで独自性のある行動をするってのも大事なのですよ。

AIの時代に向けて

AIがに人の仕事を奪うなんて言われたりするし
AIが我々の代わりに仕事をしてくれるとも言われる

どちらも間違えてはいないでしょう。

AIが我々の知能を越えるシンギュラリティに対する警戒などはあるかもしれないが、そういったものを恐れていても始まらない。

大事なのは、奴らをいかに上手にツールとして使うか。
あとは、奴らにできることの価値は低下するので、人間ならではのことにフォーカスすること。

しかし、人間ならではのことって何だ?なんてことを考える日が来るとはねぇ。
人間って何だ?なんてこと、普段考えませんものね。

そういうのって、哲学的というか何というか、そういったものでしょうから、時間をかけてじっくりいくべきなのでしょうね。

では、じっくりいかずとも分かるものは何でしょう?
消去法で考えてみましょうか。

まず、凄くザックリいくなら、数値などの定量的なものや、文字や画像の情報などの視覚的な情報。
こういったいわゆる定型的なものはAI得意です。

そして時間軸でいくなら過去から現在に至る情報ですかね。
そういったメモリーに格納できるものは得意でしょう。

あとは作業的なものですかね。
計算とかも含めた情報処理的なヤツ。
何かしらのルールに従って処理できるものですね。

とまぁ、そんな感じのものを消去していくと、残るのは定量的ではなく、不確定だったり、定型的では無いもの。
その辺が我々が注力すべきもののようです。

あと、ヒントになりそうなのは…

人対人のコミュニケーションにおいて、言語による情報伝達は、全ての情報の7%に過ぎない…の、残りの93%の中にありそうです。
印象とかフィーリングとか、なにか曖昧で定量的にできないもの。

そんなことを考えていると、これからの世の中において、ものごとの価値が大きく変化しそうですね。

願わくば、そういった流れにフォローするのではなく、クリエイトする立場でありたいものです。

さて、どうなることやらお楽しみ。

電動バイクの話

クルマのEV化、思ったほど進みませんね。
まぁ、電動化したところで、エネルギー源である化石燃料から走行までの最終効率は数パーセントしか変わらないし、製造に要するエネルギーや電池のリサイクル、そもそもの電池を巡る問題やらがあって、当初の思惑通りにはいかないってところでしょう。

それはそれとして、実は私、エンジンは好きだけど、別に電動モーターが嫌いなわけでもありません。
まぁ、乗って楽しければ良いかな、とも思いますし、パワーソースが何であれ、それぞれメリットはあるわけで、一概に良いだの悪いだのは言いにくいですから。

とはいえ、趣味のバイクが電動化されていったらどうなんだろうなぁ、なんてことは考えるのですよ。
最近は新しい電動バイクの話も聞かなくなってきましたけどね。
小さいのはあるようですが、それも主に国外の話ですね。

最近は、1日で1000キロ越えのツーリングなんてしてるけど、そういったことはできなくなるんだろうなぁとか、バイク自体重くなるんだろうなぁとか。

以前やったオーストラリア縦断なんてできなくなるでしょうね。
途中でマメに充電するなんてできないでしょうし。
そういうのは寂しいなぁ。

加減速の少ない高速域の連続走行では、回生充電もできないので、大した距離は走れないでしょうしね。

バイクEV化のメリットは何だろう?
静かなことや、獰猛な加速…あとは何かあるかな?
環境負荷は、実は大して変わらないと思うし。

車重もトルクも大きけりゃ、タイヤやブレーキなどの消耗品のライフは短くなるだろうし、重い乗り物は、乗るのが億劫になるんだよなぁ。
そうなったら乗車時間は減るわけで、環境負荷は低減されるとも言えるのか。それは皮肉だ。

全固体電池とか、電池の革命みたいな事が起きて、エネルギー密度が今のリチウムイオン電池の100倍くらいになれば、つまり現状の電池と同体積と重量で、100倍くらいエネルギーが突っ込めれば、エンジンと同じような使い方ができるのでしょうけどね。

充電インフラも気になる点ではあるなぁ。
大型連休など多くが充電を必要とするときに、乗用車と一緒に充電待ちをする絵を思い浮かべると…ちょっと微妙な感じです。

気に入った電動バイクがあるとして、何年も乗った末にバッテリー交換したくなったら
「あぁ、そんな古い型の電池なんて無いよ」
と言われてお終い?
まぁ、そんな頃まで生きてないだろうから気にすることでもないか。

と、今のところデメリットが多いのかなぁとか、そんなことを考えながら、技術の発展も楽しみにしてたりするのです。