問題は受け止め方次第

若い人達には、どんどんチャレンジして欲しいのだけど、障害となるものがある。
それは失敗のビジョン。

人間生きてれば色々あるわけで、多くを経験を、うまくいったものと、うまくいかなかったものに二分すると、大抵はうまくいかなかったものの方が多いのではないかな。
この「うまくいかなかった」というのは、「うまくいった」もの以外全てなわけで、単に目標に到達できなかったものから、悲しかったり苦しかったり、時として恥ずかしかったり、いわゆる「失敗」と呼ばれる経験まで広範に渡る。

チャレンジする前には、その結果がどうなるかを創造するだろうけど、その際のイメージは経験に基づくものなので、多く経験したものによって形づくられるわけで、そうなると失敗のビジョンはリアリティをもって形づくられる。
要は、容易にリアルな失敗のビジョンを描ける。
結果、「どうせ…」なんてことになりやすい。

さて、この誰しも多く経験する「失敗」だけど、ここには感情が絡んでくるのが厄介なところ。
失敗はネガティブである
という感情ですね。

人は感情で動く。
しかもそれは意識の外で、自動的に。
これは手強い。
「失敗」に対する感情が、チャレンジできるか否かを決めてしまう。

この状態を変えたいのであれば、経験の結果に対する評価を変更するしかない。
「失敗」とラベルを貼る基準を変えるということ。

これは週間に基づくものなので、難しいかもしれないけど、意識的に習慣を別な習慣で上書きすることは可能。

例えば、経験の結果が思い通りにならなくても、「その経験は未来においてきっと役に立つ」と考える。
そして、成功とは言えなくても、ネガティブのラベルではなく、ニュートラルなラベルを貼っておく。
後で役に立てる決意があるなら、むしろポジティブのラベルを貼っておけば、再利用可能な経験としておける。

そう、経験に対してどう考えるかは、未来における行動に対する決意で決めることができるということ。

ポジティブ思考って、そういうことです。

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