キミの使命は何ですか?

「自分の使命はコレだ!」
と、何かに一所懸命になれたら良いですね。
カッコイイし、楽しいかもしれませんよ。

単なる我欲でなければ、そういうのって価値がありますよね。

では、どうやってその「使命」とやらを手に入れましょうか。

そもそも何ですかね、使命って。
自分に課された果たすべきこと、みたいなものですね。

誰から課されるのでしょう?
神様でも良いのですが、上司や先生かもしれませんし、自身で設定しても良いですよ。

学生だったら、やはり自信で設定するってことになるでしょうね。
じゃ、どんなことを使命にしましょうか?

冒頭にも書きましたが、我欲じゃダメです。
そういうのは使命とは言いません。
カッコ悪いし、価値が無い。

やはり、誰かの役に立つことですよ、カッコイイのは。
誰かが喜ぶってのは、イコール価値ですし。
で、自分の好きなことなどと合致していると良いですね。
そういうものなら頑張れそうですから。

まぁ、とにかくやってみることですよ。
色々やりながら、自分にできないこと、できること、やるべきこと何かを明確化していって、「これをやるべきだ」と決めたら良いでしょう。

ただ、気をつけて欲しいのは、色々やった結果、自分にできることを使命にする…なんてやっちゃうと、成長もできないし、やっても誰も喜ばなかったりしますよ、ってことです。

その辺の選択と決定は、人によって様々でしょうけど、大抵は直感ですよ。
だって、未来のことなんて確証無いですもの。
言ってみれば「思い込み」です。
良いんですよ、それで。
自分が信じたことを一所懸命やる。
それで良いじゃないですか。完璧な動機ですよ。
他人にどうこう言われる筋合いのものではありませんから。

だって、人の意見でグラグラしてる使命なんて使命っぽくないでしょう?

なんでそれするの?

まぁ言いたいことは

将来どうありたいか

なんてことなのですが

基本的なところとして

あなたは何をやる人ですか?

これを決めておくべきでしょう。

つまり、価値の生み出し方の基本方針なのですけどね。

人と同じことをやりたいのか

人がやらないことやりたいのか

どちらに重きを置いていますか?
と、そういうことです。

さらに言うなら

それ、自分で選んだものですか?自分で決めたのですか?

ってとこかな。

まぁつまり

好きなこと、面白いことを一所懸命やったらいいよ

ってことなんですけどね。

その時に選ぶもの、選ぶことは何か?
それで自身の価値観が分かりますよ。

今を一所懸命

「今できることを一所懸命やる」
というのと
「できることだけやる」
というのは違います。
大きく違います。

今、自分がやるべきだと思っていることを一所懸命頑張るってのは、実に大事なことです。

それはそれとして

就活の時なんかに良くある話だと思うのですが、今、自分ができることを探す。それを仕事にする…みたいなことを考えがちですよね。

でも、そんなもの無いから学校にいるんじゃん!?ってことなんですよ。

なので当然、「できる」ようにならなければならないわけで、
じゃぁ、一体何ができるようになりたいの?
これが最初に考えるべきこと。

そのために、まずゴールを定める必要があります。
当然ながら、それは「今できないこと」です。

なのですが、これが結構難しかったりする場合があります。

「今できないことはゴールに設定できない」と思っている場合が意外と多いのです。
これ、よく考えるとおかしいんですけどね。
よく考えなくてもおかしいですが。

だからこそ、就活で「今できること」をベースに考えてしまったりするのでしょうね。

今できていないことを「やる!」って言うのがためらわれるような何かがあるのでしょうね。

「できもしないことをやるとか言って、バカみたい。」
みたいな反応が怖かったりするような感じでしょうか。

バカで結構ですけどね。

まぁ、それはそれとして、「ゴールを設定して頑張る」ってのはとても重要です。
もちろん、理想のゴールに到達するべく頑張るべきです。

で、理想のゴールに到達できないと意味が無いかというと…「それじゃ意味が無い!」というつもりでやるべきなのですが、結果がどうあれ、頑張れるってのが最も重要です。
そこに待ち受ける困難をいかに乗り越えるかとか、そんな経験ももちろん重要です。
で、それらは自分の内的なことです。

そんな当人を外から見ると、そういうチャレンジを継続できている者には期待ができるよね、となるのです。

はい、そういうことです。
その期待値が価値の源泉なんですよ。

参考までに書いておきますが、学校での研究などが、そのまま仕事として通用するかというと、多くの場合は無理でしょう。とても話にならないと思います。
内容もスピードも。

学校でやってる研究内容は、企業内でやったら三分の一くらいの時間でできちゃいますから。
中には凄い研究しているとこともあるのですが、そういうのは一握りでしょう。

なので、学校で何を学んだかというのは無意味とは言いませんが、内容がそのまま期待されているということは無いってのが現実だと思います。
それに、授業での学習内容などは、誰でも知ることができる内容です。
当然ながら、独自性とかアドバンテージにはなりにくい。

その証拠に、就職試験の面接でも、授業のこととか研究内容なんてあまり深くは聞かないでしょう。
「ふ~ん」ってな感じです。
ヘタすりゃ、研究始める前に面接しちゃってる訳だし。

なので最も重要なのは、ゴールの設定と、到達すべくどうしたか?ということです。

というわけで、そのために「今を一所懸命」ってのが大事ですよね、となるわけです。