ものの見方

日頃から思うんです。
このままじゃいかんなぁ
って。

別に悪いことしているわけではないんですけど
現状に甘んじているのは面白くない。
もっと良くできるとか
もっと面白くできるはずだ
と。

向上心なんて言えば聞こえは良いですが
まだまだ未熟だぞ
と思うんですね。

さて、そういうことを考えていると
自己評価して起点を決めて
ゴールを設定する必要がある
ってことになりますね。

そんな時は
ものの見方
が大事になります。

一般的には
視野
視点

ですね。

視野は見ている範囲
広さです。

視点は着目点かな。
何を見るか
ですね。

さらにここに
視座
を加えましょう。

視座は
どこから見るか
です。

以前の記事にも書きましたが
あたかも幽体離脱しているように
自分を客観的に視野に入れたりする見方です。

すると、自分の現状が見えてきて
ここ二時間軸を加えると
これからどうすべきかが判断ついたりしますよね。

どうでしょう?
そんな見方してますか?
そんなのできていて当然?

で、平常時にこれができているのは良いとして
非常時にどうなるか
というのも大事だったりします。
超急いでいるときとか。

多くの場合
視野が狭まって
視点が固定されて
視座も現時点の自分に固定されたりします。

すると非常時の脱出口が見えなかったりします。
どうしたら現状の問題を解決できるか
とかね。

非常時こそ
広くものごとを見なきゃいけないのに
逆のことをやっていたりして。

戦略的なことを考えていきたいなら
視点はもちろん
視野とか視座は大事でしょうね。

人を喜ばせることをしたいなら
視座は決定的に重要です。

これ、どうやったら鍛えられるんでしょう?
いまだによく分かりません。

場数を踏んでできるようになったりする者もいるけど
なかなかできない者もいたりするし。

変えられないなら変えられないで
その特性を活かしていけばいいのかな。

でもまぁ、本気で何とかしたいと思ったら
そこそこ変えられるとは思うのです。
自分の希望に応じて頑張ってみるのが良いのでしょうね。

根拠なんていらん

根拠なんて
チャレンジには雑音に過ぎません。

理論には根拠が重要でしょうが
チャレンジは理論じゃないですから。

やったことがないし
うまくいく保証がないから
チャレンジなのであって

「これやりたい!」
「俺達だってできる!」
と思う気持ちが実現に結びつく。

勉強ができるだのできないだの
属している組織が有名だの有名でないだの
そんなことも気になるかもしれませんが
そんなのはどうでも良いことです。

なぜかというと
できるかできないかは
未来のことであって
現状がどうかなんて全く関係ないからです。

なので
やりたい
と思うのは全く自由で
やりたければ何とかすればいいだけの話です。
必要なことを今からやればいいのです。

特に現状のような
コロナ禍で自由が奪われている状況だからこそ
その中でできることは何か?
と知恵を絞って努力するべきで
それがチャンスに繋がります。

みんな我慢してるんだから
自分も「普通」に我慢する?

普通にやったら普通にしかならないわけで
それって面白いの?
って思っちゃいますけどね。

自身の
「何をしたいのか?」
「どうなりたいか?」
という気持ちを押しとどめているものがないか
一回自己点検してみるのも良いかもしれません。

根底にあるのが自信の無さだったりしたら
それは大変もったいないことですから。

組織愛の話

人で構成された組織
最小単位だと家族で、最大は国家でしょうか。
地球でもいいですけど。

どうしたらうまくいくでしょう。

そうです。
またコレを考えています。

組織自体も意思とか性格みたいなものを持ちますが
それは構成している各人の持っている
意思と行動によって決まります。

その組織を代表する者の意思で…
と言いたいかもしれませんが
きっと違います。

代表者の意思で組織の全員をコントロールするなんて不可能だし
それが可能だったとしても魅力的では無いし長続きしません。

ならば構成する各人が
どのような意思を持つか
それによって
組織がうまくいくかどうかが決まる
ということです。

みんな組織がうまくいかないときは
総理大臣のせいにしたり
経営者のせいにしたり
往々にして 舵取りをする 責任者のせいにします。

もちろん、舵取りをする人の責任は大きいのでしょうけど
皆が舵を取ってくれる人のため
自分達が乗っている船のためのことをやろうとしないのに
うまく進路が決まるはずがないでしょう。

我々が乗っている船は
豪華客船ではありません。
皆で漕がないと
そもそも進まないのです。

乗組員が
何をもらえるか
そんなことばかり考えていたら
うまくいくはずはありません。

さて、非常に長い前置きでしたが
今回は何が言いたいかというと

自分が属している組織に対する愛がなければ大したことはできない
ということなのです。
地域とか会社とか国とかに対してです。

自分が属している組織に 文句ばかり言っても
何も良くなりません。

本人もスッキリしないし
周りで聞いていても気持ちよくなりません。
だって、文句言っても何も変わらないから。
変わらないどころか
やる気が削がれます。

そもそも、属している組織からもらうこと
ばかり考えていると
やれ、コレじゃ少ないだの、コレじゃないだの
不安とか不満が先に立ちがちです。

なので、まずは組織を愛しましょう。
その大好きな組織のために自分は何ができるか
そこがスタートです。

「何のために?」が自分のためだったりすると
簡単に諦められるし
小さいことしかできません。
そもそもチャンスが得られません。

なぜかというと
チャンスは誰かが放ってくれたりするものですが
自分のためのことばかりやっていても
それは外から見えませんし
見えたとしてもどうでも良いことだから
チャンスをあげたり、力を貸す理由にもならないのです。

「俺が儲けたいんだ」ってヤツに誰がチャンスをあげるの?
あなたならあげますか?

まずは組織を愛すること。
なんて言ってると
「それは社畜じゃないか」
なんて思ってしまうかもしれませんが
社畜は会社を愛していません。

今回の話は、2回目の転職で気付いたことです。
そもそも私、組織に文句を言う人間でした。
でも、文句言っても何も良くなりませんでした。
まぁ、若い頃ってのは皆そういうものかもしれませんが。

でも、ある時を境に気付きました。
組織愛を持って仕事をしていると
文句を言いたくなることが減るし
心配事が想像以上に起きないな
と。
それどころか
面白いことが起きるし
今まで見えなかったものが見えて
人間関係が急激に広がりました。

今思うに
考え方を変えて当事者意識を持つと
自分が環境を良くしていくのだから
当然と言えば当然ですね。

これ、会社だけじゃなくて
地域とか国についても同じだと思います。

嘘だと思うなら試しにやってみてください。
違うな、と思ったらやめればいいだけです。

今所属している東京電機大学はどうかって?
もちろん大好きですよ。