チャンスがやってくるぞ

失敗はチャンスだよ
みたいな話を良く記事にしていますが

これは受け売りではなく
実体験からそう思っているからです。

思ったような結果が出なくてガッカリ
みたいな状況でどうするか?
というのが大事だったり
それが成長に繋がるんだよ
ってことですが

一時的に下がっちゃってる状況で
そこから脱出するのは大事だし
下がるだけ下がって
ドン底になっちゃうこともあるかもしれません。

でも、それでもチャンスです。

だって、ドン底まで行っちゃったら
そこからは上昇できる可能性の方が高いからです。
もう下が無いから。

ひょっとすると
やることなすこと
うまく行く方に繋がるかもしれません。

そういうのも気の持ちようだと思いますけど
開き直っちゃったら強いでしょうね。
そんなもんです。

気の持ちようが全てだ
と言ってもいいかもしれません。

さて、我が国日本は
失われた20年とか30年とか言われます。

それ自体は残念なことですが
まぁ、そりゃぁしょうがないよね
と思います。

王者必衰ともいうじゃないですか
形あるものはすべて滅びちゃうのですよ。
諸行無常です。

バイオリズムだって易経だって
上がったら下がっちゃうことを明示しています。
昔から常識的に分かっていることです。

なので、高度経済成長を果たした我が国が
下がって行っちゃうのは必然です。

で、底を打っちゃえば
あとは上昇するのみ。

戦後の復興で頑張った先人達は
本当に凄いと思います。

現在の状況は
形は違えど
再び上昇するチャンスが近づいてきている
という見方もできると思います。

ここから上昇に転じるには
我々が現状をどう捉えて
何のために何をするか
が肝になるでしょうから
結局は意識次第ってところでしょうか。

「えー?そんなことないよ
もうダメだよ」

と思えばその通りになるし

「面白くなってきたぞー!」

と思えばその通りになる。

そんなもんですよ。

だって、何をどうするかは
本人の意思によるのですから。

失敗しないと成長できない

人が成長するには困難にぶち当たって
乗り越える必要がある

というのは散々ネタにしてきたことです。
まぁ、常識と言えば常識なのですが。

とはいえ
「知識や技術を得ることが成長だ」
と思っている者が多いのも事実。
特に成長過程の学生はそう思いがち。

知識や技術はもちろん重要です。

ですが、それを手に入れるのは
必要な道具を手に入れるようなもので
成長とイコールではありません。

「艱難汝を玉にす」
とも言いますね。

チャレンジすれば
艱難に遭遇するわけで
成長するには
自分から突っ込んでいって
「玉」になるしかないわけです。

なので
リスク回避志向が強かったりすると
大変もったいないことになります。

まぁ、若いうちなんて
そんなものですけどね。

なので、夢工房では
苦労しないように助けちゃう
とか
失敗しないようにやり方を教える
なんてことはしません。

さらに、失敗に対して
むやみに叱責するようなこともありません。
ベストを尽くして失敗したのであれば
そこから得られたことはあるはずですから。

学生がやることに対して
一々細かい指示を出して
失敗が起きないようにすれば
教員も楽なのですが
それでは彼らの成長は最低限になってしまいます。

それに
彼らのゴールは在学中には無くて
社会に出てからですから。

もちろん在学中に優勝!
ってなってくれれば
それは最高で
そこを目指して努力すべきです。

ベストを尽くす中で失敗しよう
絶対に成長するから!

学生は面白い

しつこいようですが
学生を見ていると
人間の動作原理というか
原因と結果というか
こうすると、こうなるよね
というのが本当によく分かって
面白いです。

まぁ、多くは
苦労せずに
効率よく…

つまり最低限の労力で
最大限の成果を得たい
なんて思いますよね。
しかもノーリスクで。

まぁ、そういうケースが目前で展開されても
黙って見ているわけですよ。
どうせ言ってみたところで
聞かないし。

別に反抗してるとかいうことではなく
言っても意味が分からないのだろう
ということです。

いや、意味は分かるだろうけど
腹に落ちない
と言ったらいいのかな。

それに、言われてやったところで
本人のためにもなりませんしね。

思ったことをやって
結果を出して
それを評価して

こうすると、こうなるよね
というのを実感するのが大事です。

で、「最低限の労力で…」
のようなことをやると、結局
得られるものも最低限だよね
なんてことが分かったりしてね。

こういうのを理屈で言ったって
頭では理解できても
無意識の部分に浸透していないので
大抵は自動的に動いちゃいます。

そんな様子を見ながら
「面白いな-」
と思いつつ
「自分が学生の頃もそうだったかもなー」
とか
「彼らの方がマシかもなぁ」
なんて思ったりもしています。

こういう根源的な原理って
昔から不変で
本読んだり
経験豊富な人の話を聞いたり
知るチャンスはいくらでもあるはずなのに
世代を重ねても
ずーっと似たようなことを繰り返してますよね。

100年以上前に先人が言った名言なんて
有効に活かされていませんものね。

でもまぁ
それでも良いのかもしれません。

「あぁ、そういうことなのか」
って
先人が知ったことを追体験できる
というのも面白かったりしますから。

え?程度低い?

そうかもしれません。

でも、程度が低いところから
スピーディーに色々経験して
グイグイ成長していくのが
これまた面白いのですよ。

もちろん夢工房の場合は
程度低いところで繰り返しちゃうとか
のんびりじっくりやり過ぎちゃダメですよ。

世代を重ねても
成長が無くて
同じこと繰り返してたら
意味ないですから。

程度が低いことでも
一度経験すると
色んなことの根源とか
セオリーを理解できたりしますからね。
そうしたら、そのあとは早いです。