問題は「変化できるか」だ

我々は、常に不十分で不完全で
現状に満足がいっていない。

なので成長が必要。
現状から
どう変化するかということ。

知識やスキルの量ではない。

知識やスキルをたくさん持っていることは
素晴らしいことだし
必要なことだけど
それだけでは何も起きない。

それらをどう使うか
それが価値を生み出す。

どう使うかは考え方によるし
やるかやらないかは
思いの強さによる。

知識を使って問題を解決するとか
創造性を使って新しいアイデアを生み出すとか

それらが知識やスキルだけで為されるかというと
決してそんなことはない。

問題が解決できないとか
アイデアが出ない

そこから脱出できないとしたら
それは
考え方とやり方を変えないから。

考え方とやり方が同じなら
結果は変わらない。

そんなことは当然なのだけど…

変える事自体が
勇気が必要で
難しいことなんだよね。

その根源にあるのは
自分が価値を感じているものがあって
それを変えたくないから。

それは本当に大事なものなのか?
満足いかない現状を変えるより大事なのか?

そんなことを考えて
価値観の入れ替えができたら
きっと問題は解決。

でもきっと
すぐに次の問題が現れるけどね。

でもまぁ、人生ってそんなもので
それを楽しめたら良いんじゃないの?
なんて思うのでした。

ポジティブリストとネガティブリスト

やって良いこと
やるべきことを定めたものを
ポジティブリストと言います。

何をやるべきか
どうすべきか

学校では
そういったことは
すでに決められています。

なので、そのシステムでやる限りは
そういったことを
考えて決める能力は
あまり必要ありません。

それらを考えるのが
一番しんどいところでもあり
面白いところでもある。

対して
ネガティブリストというのもあって

そっちは
やっちゃいけないことが規定されていて
目的達成するために
そのルールさえ守れば
何をやっても良い。

レースなどはそういう世界です。

ついでに言うなら
仕事で価値を生み出す
なんてのも
そういう世界でしょう。

なので、夢工房では
コンペティションでチャレンジしているわけです。

ポジティブリストとネガティブリスト

急に
それらを入れ替えた行動をしろ
と言われても
なかなか難しいですよ。

管理する側としたら
ポジティブリストに従ってくれたら
楽チンなんですけどね。
短期的には。

中長期的に見たら
なかなかしんどいことになりますね。

教えれば教えるほど…そもそも評価が?

何のために勉強するかというと
それはもう
将来の仕事のためだったりするのですが
短期的には成績ですかね。

いや、ちょっと待て!

そのロジックは

成績がよければ
良い仕事ができるはず

という構造になっていて
あたかも仕事をするのに必要な何かを
成績という物差しで測っているようだけれど

その物差し自体が劣化していたり
構造の考え方自体が
おかしかったりしないだろうか?

学生達にはさんざん
「批判的思考が大事だ」
みたいなことを言っておきながら

言っている方はどうなんだ?
という話ですよ。

そもそも学生にとって
中期的なゴールとも言うべき
こんな仕事を、こんな風にする人になりたいなぁ
みたいなビジョンに対して

それを達成するための
手段を考えたり試したり
ってのはほとんど行われていない。

なので、お勉強するといったところで
それが本当に役立つか
というリサーチは行われていないわけですよ。

というわけで
評価の再定義が必要なのだろうな
と思うのです。

現状では
合っているか間違っているか
という二元的な評価しかないのだけど
そもそも、それが問題だったりもするでしょう。

それに
過程や思考、創造性は超重要だけど
今のやり方で、それらを評価することはできない。

だって、それらは定量的な評価ができないから。
そもそも定量的な評価は必要なのか?
とも思いますが。

なので
実社会で必要とされるスキルやマインドセットを
どのように手に入れるか

夢工房では、その辺を真剣に考えてやっているわけです。