多様性と競争力

現代がそれほど多様性がある社会になっているとは到底思えなかったりします。
だって、相変わらず多くが同じようなことしたがるもんね。
同調圧力は厳然として存在するし
むしろコロナ禍で強化されているかもしません。

対して我々の周囲の環境などのリソースは
多様性を受け入れられるような形になってきていると思うのです。

経済低迷とかコロナ禍とか環境問題とか国際的な摩擦とか
いろいろと不安材料があれば
そりゃぁ自然と守りに入ってしまうのも仕方ないかな
とも思います。

でも、みんな同じじゃ面白くないじゃん!

となると、独自性とか優位性が必要かな。
そういうのって継続すると
結果的に「価値」とか「競争力」になりますね。
即効性は無いでしょうけどね。

競争なんてもうやってられないって人もいるでしょう。
特に学生は受験だのなんだので
いい加減うんざりしちゃっている場合もあるでしょう。
うんざりしちゃって
モチベーションが下がってしまっても
まぁ分からないでもない。

うんざりしちゃったけど
その状況を何とかしたい人もいるでしょう。
だったら、とにかくやりまくるしかないですよ。
そうすれば、きっと面白くなりますから。

でもね、「競争」ったって
何も人に勝つばかりじゃないとも思うんですよ。
自分が何かしらの「価値」を生み出す
そんな方向性でも良いのではないかと思います。

ただし、目先の自己の利益を「価値だ」なんて判断すると
大抵はコケますけどね(笑)
なので、この場合の「価値」は他人の利益です。

で、何をやりましょうか?

本音じゃ、皆と同じことやるのは嫌なんでしょ?
じゃぁ、皆がやっていないことをやりましょうよ。
皆と同じことをやるのもいいけど
それじゃ受験とかと変わりませんから
遅かれ早かれうんざりします。

ひょっとしたら他と違うことに執着しなくても
今までの自分と違うことでもいいかもしれませんね。

こういうの、着手できただけでも成功ですよ。
それを継続できたら大成功!

ただ、新しいことを始めるとなると
自分はある意味今までとは違う人になるわけですが
周囲の人の心は簡単に変わらない(場合が多い)ので
色々とノイズが発生するかもしれません。
その辺は覚悟をして(気にしないで)前に進んでしまいましょう。
前に進んで楽しむか
周囲を気にして諦めるか
二択になるかもしれませんので。

そうそう
周囲を説得してからやる
なんてのは結構難しいからお勧めしません。
常識的にはそうしなければいけないような風潮がありますが。

だって、やってみないとどうなるか分からないのに
それを前もって説明して理解させるなんて無理でしょ?

だからあまり真面目に考えすぎると
身動きが取れなくなってハマっちゃうんですよ。

よく「バカになれ」とか言いますけど
まぁ、そういうことなのでしょうね。

再起動の時…来たる?

コロナの感染拡大が収まってきています。
このまま終息してくれれば良いのですが
第6波の可能性を考慮した準備も大事かと思います。

とはいえ、いい加減経済も回す必要があるでしょうし
色々と自粛してきた我々ももう限界…ってこともないでしょうけど
今後の動きを考えておいた方が良いタイミングかと思います。

色々自粛してきた中で変わってしまったもの
これを取り戻すことができるかどうか
取り戻す必要があるかどうか
その辺は考えておくべきでしょう。

「もの」に関わる者としては
やはりリアルの物体で勝負を掛けられるような
態勢を取り戻す必要があると思っています。

大きく変わってしまったのは
実際に手を動かしてものを作る経験です。
ここ夢工房においては
こういった経験を全く失ってしまったわけではなく
色々対策しながら細々とやってきたのですが
それでもやはり生産性は低下しています。
それをここで一気に盛り返す必要があります。
もちろん単に転んだ状態から
起き上がるだけでは面白くないので
さらに上を狙っています。

きっと最初は面倒に感じることが多くて
何かとメンタルとフィジカル両面の
パワーが必要になると思います。

でもそこを気合いで何とかして
その勢いで情勢をひっくり返す
くらいのつもりでやる必要があるでしょう。
チマチマやってたら何も変わりませんから
スピードと量はもちろん
質も向上させていきます。
リハビリみたいな事をやっていたら
1年なんてあっという間に終わっちゃいますから。

幸いにも自粛期間にマインドとメンタルの
強化はできているので学生達のモチベーションは上々で
結構高いハードルを設定してやり気満々なので今後が楽しみです。

もちろんコロナ禍によって得られたこともあるわけで
それらは今後に活かしていきます。

そろそろ冬が近づいてきますが、忙しくなりそうです。

好きなことを今やろう

好きなことをやるべき
なんて日頃から言っていて
実際そう思っています。

もちろんこれを
好きなことだけやっていればいいよ
なんて勘違いすると
えらいことになると思いますが。

好きなことをやっていても
その中に困難とか嫌なことはあります。
好きなことだからこそそれを乗り越えられるし
そこを避けずに乗り越えるからこそ生長するわけです。

なので
そういうものが現れる度に避けていたら残念なことになります。

さてさて
いわゆる真面目な学生とかによく見られるケースですが
心配なことの解消とか
自信のダメな部分の修正とか
そういうことばかりにフォーカスしてしまうってのがあります。

もちろんそういったところを何とかしようとしても良いのですが
果たしてそれらを何とかすると
そこに喜びはあるのか?
ってところが大変気になるところ。
ここをちゃんと考えておく必要があると思います。

恐らくそこにあるのは安心です。
で、その先に行くと喜びがあるのかというと…
たぶん無いです。

まず、安心の方向性の延長上に
喜びを感じられるような自分にとっての成功があるか
というと、たぶん無いだろうと思います。
そして、安心しちゃったら
もうその先には行かないだろうとも思います。

なので
心配なことの解消とか
自信のダメな部分の修正とか
そんなのを目標にしても面白くはならないってことですよ。

それをやって気が済むなら良いですが
まずは自分自身に聞いてみましょう。
「それでいいかい?」
って。
答えが「OK」なら
それで行っても良いんじゃないかな。
安心をゴールにしても
それは決して悪いことではありません。

一つ気をつけて欲しいのは
心配なことの解消とか
自信のダメな部分の修正とか
それに注力するのが他人に起因するものだとしたら
それを解決しないと自分の好きなことができない
と思っているとしたら
そんなのはやめておいた方が良いと思います。

どうせそれを解決しても
似たような「次」が現れてキリがなくなります。

どうしてもそれを解決しなければならないなら
好きなことを頑張りながらやったらいいですよ。

自分にとっての「おいしい時期」は
永遠ではないどころか
思っているより早く終わってしまいますから。
「今やらなかったら終わりだ」
くらいに思っていた方が良いです。

「あとでやろう」とか
「その気になればいつでもできる」なんてのは
「できない」ってのとイコールです。

それに、本当にやりたい大事なことにフォーカスできていれば
心配なことにフォーカスして前に進めなくなるとか
ネガティブな方向性に進むようなことは無くなってくるはずです。

でも、時として
視野の外に押し出したはずの心配事を引っ張り出して
目の前に置いて進路を塞ごうとする人がいたりします。

それは自分の環境か人間関係に問題があります。
それが嫌なら自力で解決しましょう。
できないなら諦めるしかありません。

何やら暗い着地点になってきた感がありますが
言いたいのは
「自分で決められるんだよ」
ってことなのです。