好きなことをやろう 2

日本の教育は「苦行」をしないと高みには到達できない、という価値観がベースにあるのではなかろうか?なんて思うことがあります。

確かに、成長する勝ち得において、困難を乗り越えるプロセスは重要なのです。

でもね、問題は何を成長させるのか?ってところ。

不得意なもの、嫌いなものをできるようになる
というところに注力していますよね。

受験勉強ってそうやってクリアするのだから、現状のシステムが原因なのですが。

ただ、そのやり方では、得意なもの、好きなものに投入するリソースが減少します。
もちろん心も消耗する。

結果としてどうなるか?

特徴が無く、強みが無くなる。

そりゃぁ、将来の夢とか、ひいては就活とか、悩むのは当然でしょう。

好きなことをピンピンに伸ばすのが最高です。
それがうまくいくに決まってる。

他から与えられたものと
自ら求めたものと
どっちがいいの?
という話でもあって、与えられ続ける環境で育てば、自ら取りに行けなくなって当然なわけで、それが習慣になったら、そりゃ仕事だってできなくなっちゃうよなぁ、と思いますよ。

基本的に、失敗とか困難を乗り越えないと成長できないとは思います。
しかしそれは、嫌いなことをやるという、最初から突入したくない世界でやるべきことではなくて、大好きなことをやる中で経験すべきことです。
そうじゃないと乗り越えられない。

分かりやすいところで言うと、お坊さんだって自らの意思で修行しているわけですよ。
望んだことをやって、その中で壁にぶつかって乗り越えるのが修行でしょう。

学校での学びも、もっと具体性があって、自分が好きなことを信じて突っ込んでいけるような環境があれば、きっと凄いことになるのです。
それは夢工房を巣立っていった学生達を見る限り、間違いない。

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