教育の危機管理

世界を見渡せば、戦争やらテロやら、相変わらずキナ臭い状況で、危機に対する管理意識は大事だよなぁ、と思う毎日なわけですが、教育にとっての危機は何でしょう?なんてことも考えたりするわけです。

少子化で学校が潰れちゃうこと?
まぁ、それはあるかもしれませんね。

ここで考えるべきは、一体何のために教育をしているのか?
それを明確化することこそが重要だと思うのだけど、意外とそんなことを気にしていない人が多いのではないだろうか?なんて思うのです。
そうでもない?

一体何のため?
それは人それぞれでしょう
と言いたいところだけど、それは具体的な目的を挙げればと言う話であって、抽象的な話をするのであれば…

将来の仕事のため

もっと抽象度を上げるなら

価値を生み出せるようになるため

ではなかろうか?と思うのです。

どんな価値をどのように生み出すか
それは多様であるべき

画一的だと、生み出せるものは確定している
新規性があるものは生み出せない
そんなこともあるのだけど…

将来、こういったことが必要だろう
という予想が当たれば良いのだけど、この先の不確定な未来に対しては想像力とか柔軟性とかが重要になるわけで

一本調子な画一的なやり方では対応できない

ともかく、教育の危機とは…

学生達が価値を生み出せなくなること
それに尽きると思うのです。

では、学生の生み出す価値とは何か?
それは回を改めて取り上げてみましょう。