今後の教育のあるべき姿は? その5

仕事をする上では、気持ちよく継続できることが大事です。
じゃないと、力を発揮できないし、継続も難しくなりますから。

で、気持ちよく仕事をするためには何が必要か?

収入?
もちろん、そうかもしれません。

が、その収入を生むのは何?

成果ですね。
そして、その成果は誰かの役に立っていることが前提です。

じゃないと、対価は得られない。でしょう?
そして、感謝されればなお良し。
誰かの役に立っているという実感が無ければ、継続は難しい。

そう、大事なことを忘れてはいけません。
仕事は、相手のためにするのです。

そんな基本的なことを忘れがちではないですか?

我々は皆、消費者でもあります。
その視点で考えてみましょう。

自分が儲けることばかり考えている店員
利用者のことを考えていない製品

そこに価値を感じますか?
という話しです。

ものを売る人、作る人
その人となりが、サービスや製品の質に現れてくるものです。

もちろん、一人で何でもできるわけではありません。
なので組織が必要なのです。

機械的に言われたことをすれば、対価が口座に振り込まれる
それじゃぁ、あまりにつまらないし
価値の大きさとしても最低限でしょう。

喜びを感じながら仕事をするから
相手が喜んでくれるから
成果を出せるし、継続ができる。

とか考えていると、本質的には大事なのは道徳心なのだろうな、なんて思うのです。
その上で、「こんな人を、こんな風に喜ばせたいな」というビジョンを実現するために、知識やらスキルやらの、定型的なものが必要になるのです。

というわけで、やはり「心」抜きでは、技術も教育も理想的な形にはならないところか、うまくいかないのだろうな、と思うのです。

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