価値の本質は人にあり

機械的なのはダメってことです。

例えばこういうことです。

リアクション(だけ)ではなく
アクションにこそ価値がある

とか
メモリーに(脳に知識を)突っ込んで、それを取り出すことではなくて
新たなものを創造することに価値がある

とか
言われたこと、決められたこと(だけ)ではなく
言われてもいないことに価値がある

とか
確定されたものでは無く
不確定なものの中に価値がある

のようなことです。

これらはすでに価値あることですが、これからますます価値が高まるでしょう。

AIの登場とロボットテクノロジーの高度化で、機械的なものがよりコモディティ化して価値が低下します。
となると、テクノロジーでは不可能なものの価値が上がってくるのは必然でしょう。

価値、価値言ってますが、お金に限ったことでは無いですからね。
お金は価値を数値化したものであって、本質ではありませんから。
この場合は、仕事の持つ価値、それを生み出す人の存在価値と言ってもいいかもしれません。

いずれにせよ確かなのは、AIにできることを自分の価値の中心に据えてはならない、ということです。シンプルですね。
もちろん、どうするかは自由ですが。

知識や学力そのものとか、技術そのものに価値があるとされてきたのがこれまでで、これからはその本質的な部分にフォーカスすべき時が来たのかもしれません。

「それ、何のために必要なの?」
ってな具合に。

そのために勇気を持ってチャレンジする。そんなことが手段として必要になるでしょう。
というか、これこそが最重要なのかな、とも思っています。
少なくとも我々夢工房にとっては。

家内制手工業の時代から、産業革命に移行したように
単にソロバンの世の中に電卓が登場したように
そんな状況とは異なりますか?
いや、一緒か?

実用的なAIの登場は、人の価値観について見直す契機になったと思います。
そういう意味ではとても良いことだと思っています。

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