中途半端からどうするか

勉強がとびきりできるわけでもない

何か特別なスキルを持っているわけではない

でもどうにかしたい

じゃ、どうする?

誰だって完璧じゃないんだから
言うなら誰しも中途半端なんですよ。

加えて言うなら
何かを始める時は誰でもビギナーです。

なので、中途半端な自分はどうすればいいのか
なんて悩みがあるなら
そもそもそれはナンセンスなんですね。

何かを思い付いて
やりたかったら
いつでもやればいいと思うんですよ。
というか、すぐやるべきです。

ひょっとしたらそこで
「うまくいくかなー」
なんて心配したり
「失敗したら損しないかなー」
とか打算が働いたりした結果
「あとでいいかなー」
なんて思うかもしれないけど

「あとで」はできないので
今やるしかありません。

なぜかというと
時間が経ったら
その時の自分は今の自分じゃなくなっているから。

価値観も気力も体力も
社会的な立ち位置も
色々変わってしまいます。

なので、「あとで」やっても
今と同じようにはできないし
今と同じような結果も出ません。

とはいえ
いざやってみても
うまくいく保証がなくて不安になったり
思い通りにいかなかったり
どうしたら良いか分からなくなったり
色々あると思うのですが
それでも勇気を持って頑張るべきです。

そういう「壁」が現れるたびに
諦めたりやめたりしていたら
いつになっても成長できませんし
面白くなりません。

本当に面白いものって
「壁」の向こう側にあるのにね。

なので
「今だ!」
と思ったら
即座に壁を叩くとか
乗り越えるとかしないとね。

日頃から我慢ばかりしていると
そのタイミングを掴む嗅覚が働きませんのでご注意を。

本音でガツンと行ってみよう

今の大学生の世代は
腹を割って本音で話せる人が少なくなっている気がします。

でも、それも理解できる。

本音で話すと
色々とぶつかっちゃうことが多いですからね。

なので、本音を隠して
うわべで
建て前で
周囲に合わせていれば
短期的には傷付かなくて済むし
楽でしょうね。

あくまでも短期的には。

彼らにしてみれば
自分を守るためには仕方なくて
そうするしかないのかもしれない。

それに
本音でぶつかるなんて
非常に面倒くさい。

自分の価値観と
相手の価値観を
ぶつけて、摺り合わせをして
着地点を作って…

理想が高ければ高いほど
ぶつかるエネルギーは大きくて
ますます面倒なことになります。

でもそのままでは
チームで大きな成果を出すことは難しくなると思います。
どんなに優秀な人材が揃っていても無理でしょう。

だって、大きな成果には
大きなチャレンジが必要になってくるのだけど
チャレンジすると失敗も多くなるわけで
安心して失敗できる環境が必要ってことです。

本音で向き合えない相手のために
全力でフォローしてくれる者はいませんものね。

なので、メンバー相互の信頼が
パフォーマンスの土台になってくるってことですが
その信頼の出発点は一体どこなのか?

そんなの簡単に決められたら苦労しないわけですが
ジタバタしながら
そういったことを構築していく必要があります。

夢工房は
それができるような環境にしていかなければならないのですが
まだまだ十分とは言えません。
というか
そういうのって、きっと終点は無いのでしょうね。
時代も変わっていくし。

こういうのって
知識や知能だけではどうにもならない世界なのですが
そこがまた面白くもあり
興味深いところでもあります。

ピンチとチャンスの話

ピンチはチャンスだ

よく言われることで
「そりゃそうだ」
と思う人もいると思いますが
理解できない人もいますね。
まあ当然でしょう。
学生ならなおさらだと思います。

ヤバいものはヤバいわけで
嫌なものは嫌なんですよね。

まぁ、それはそうでしょう。

嫌なものを避けて通れるうちは
よく理解できないかもしれません。

仕事をするようになって
嫌でも避けられないものが増えてくると
そのうち気付くのではないかと思います。

仕事してると
やらかしちゃうことや
意に沿わないことなんて
当然あるわけですが
それらから逃げられないことが当たり前だったりします。

そんな時思いましたよ
「これ、神様に試されてるぞ」
って。
「これを乗り越えたら、きっと神様がご褒美をくれる」
って。

まぁ、そうでも思わないとやってられない
ってのもありましたが
今思うと
「神様に…」
ってのが良かったのかもしれない。

だって、神様に嫌な顔できないでしょう?

「ご褒美を…」
ってのは欲の皮がつっぱってて
今思うと恥ずかしいですが。

でも、そんな風に思いながらも何とかすると
当然ながら自分のパフォーマンスは伸びるわけで
そんなこんなやっていると
仕事が面白くなってきて
ピンチはチャンス
を実感したりするわけです。

学生の中には
最初の頃からこういうのを何となく理解している者がいたり
やっていくうちに分かってくる者がいたり
もちろん、いくらやっても分からない者もいます。

在学中に色々やって
自身が「うまくいった!」という
感覚を持って卒業してくれれば最高です!

と言いたいところですが

そうじゃなくても良いのです。
在学中に大事なことが掴めれば
それで良いと思っています。
というか、それが一番大事なんです。
そのために本気で頑張り続けて欲しい。

その大事なものを持って社会に出て活躍してくれれば
それが私にとっての成功なんですね。
まぁ、その成果は大抵見えないんですが。

本当は、在学中に成果を出して
コンペティションで良い成績を取って欲しいので
成績だけにフォーカスするなら
「あれやれ、これやれ」言って
やらせちゃえば良いのでしょうけどね。

それをやると、色々知ってるだけの薄っぺらい人間になっちゃうし
言われたことをやるだけになっちゃうから
あまり意味が無いと思うんです。

そういうのを望んでる人は多いのかもしれませんけど
そんな風になっちゃうと
自分は一時的に気持ち良くなるかもしれないけど
周りをハッピーにできないですから
最終的に自分もハッピーにはならんだろうな
と思っています。

なので
学生時代はピンチに激突して
ヒーヒー言いながら克服する経験を沢山して欲しいのです。

私の仕事の一つは
学生がピンチに向き合った時に
彼らの背中を押すこと…

嫌なヤツだな(笑)